高齢出産!産後の体力温存のため無痛分娩を選択…その結果は
現在10歳と2歳になる2人の娘がいる、ママライターの天野つばさです。40歳の時に待望の第2子を妊娠し、高齢出産に挑む事になりました。その日は、当時小学2年生だった上の子の運動会当日で、バタバタしながらの出産となりました。
産後こそ“体力勝負”! 無痛分娩を選択
1人目の時は普通分娩でしたが、できればもうあの陣痛の痛みは経験したくないと思い、2人目の時は、迷いなく無痛分娩のできる産院に通いました。そちらの産院では、出産のほぼ8割が無痛分娩で、出産費用にプラス3万円程の費用で無痛分娩が可能でした。
無痛分娩を希望されて、遠方から通われる妊婦さんも多かったです。「3万円で陣痛の痛みから逃れられるなら安いもの!」と夫婦で合意。また1人目の育児の経験上、産んだ後の方が体力勝負になってくるのはわかっていました。
上の子の小学校の関係上、出産後は実家に戻らず、自宅で家事・育児をこなしていかなきゃいけない事と、40歳過ぎての高齢出産だったので、分娩での体力消耗はできるだけ最小限に抑えたかったのも理由です。
予定日1週間以上前の”破水”。上の子と病院へ
出産予定日の1週間以上前、足に伝わる温かい水に気づきました。下着を替えても何度か濡れて、”破水”が頭をよぎりました。破水というと「パン!」と破裂していきなり羊水が出るイメージがありますが、水風船を針で割ったように、ゆっくりと羊水が流れる破水があるのを知識として知っていたので、ネットで破水を調べました。
応急処置としては生理用品を使い、問題ありませんでした。破水しても陣痛が来るのは遅いようなのと、そのまま入院になってしまう可能性も高かったので、小学生の娘の帰宅を待って病院へ電話をして、タクシーで移動しました。
ちなみに”陣痛タクシー”ですが、事前に登録しておこうと調べましたが、地域限定されている事が多く、自宅は対象外でした。
1人目の時と比べたら、陣痛中ウトウトするくらい?
産院で調べた結果やはり破水だったため、そのまま入院。この日が運動会前日で、一緒に来た娘に私が運動会に行けない事を伝えると、号泣してしまい胸が痛かったです。入院したのは夕方ですが、陣痛はなかなか来ないまま。
深夜1時過ぎ頃に陣痛の間隔が5分以下になったことを、携帯のアプリで確認してナースコール後、分娩室へ移動。無痛分娩だったため背中に管を入れてもらい、陣痛が強くなって痛みを感じたらボタンを押して麻酔を入れ、自分で痛みをコントロールするように言われました。
陣痛の痛みはまったくのゼロというわけではなく、生理痛が重い時の痛み程度で「腰の辺りが重くズンズンするな~」という程度。真夜中だったこともあり、ウトウトと睡眠が取れる程度の痛みで、あの1人目の陣痛と比べたら、ホント痛みなんか無いに等しかったです。しかし、この後、予想もしないことが…。
(次回へつづく)
[天野つばさ*プロフィール]
10歳と2歳になる8歳差の姉妹育児中の専業主婦。姉を自然分娩、妹を帝王切開で産み、2つの出産を経験。娘たちが好きなものに、一緒になって全力でハマって楽しんでいます。現在は、ディズニーとアンパンマンLOVE。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。