セブンで売ってた「にんにくマシマシ餃子」はどんだけ攻めてるのか? 実際に食べてみた正直な感想
なんだか二郎系っぽいのが売られているな。このところ、セブンイレブンでそう思った人は多いのではないだろうか。
こういうのも、冷凍食品コーナーに「黄色のパッケージに黒い強めのフォント」が新登場。「にんにくマシマシ餃子」が二郎系を連想せずにはいられないのだ!
・最近登場した商品
2025年2月11日以降、順次発売されている「にんにくマシマシ餃子」。セブンも攻めたの出したなぁ〜と思いつつ手にとると……
なんとコレ、味の素の商品ではないか。「コンビニエンスストア向け」との表記があって、どうやらスーパーとかでは買えないっぽい。
なお、同商品は5個入りで184円。同じコーナーに置かれているセブンオリジナルの餃子が170円だから、ほんのちょっとだけ高い値段設定になっていた。
まぁ何はともあれ、ニンニクを推した商品であるならばどれだけニンニク爆弾してるのかが気になるところだ。もしガチンコで攻めているならば、開けた瞬間からガッツリ臭いがすることだろう。
てことでさっそく開封。すると……
ぶっちゃけ凍ってる段階ではそうでもない。確かにニンニクの存在はあるけど、自分から嗅ぎに行ってようやくって感じでそれほどキツいものではなかった。
・ニンニク度数
ただ、本番は温めてからであろう。レンジに放り込んで待つことしばし。こちらが完成形……って、あれっ?
こ、これまたそうでもないかもしれない……。
このところ「伝説のすた丼屋」や「松屋のシュクメルリ」を食べていたので私の鼻がぶっ壊れている可能性もあるが、あまりニンニクの臭いがしないのが正直なところなのだ。
とはいえ、食べたら「こいつニンニク食べたな」って分かるくらいには臭ってきたから上手に閉じ込めていたのだろう。肉汁と一緒にニンニクが溢れ出してくるこの感じ、なかなかいいのではなかろうか……!
味の方はタレなしでもOKというのも納得の濃さで好印象。皮こそフワッとした感じでTHEレンチンの餃子ではあるのだが、全体的に卒なくウマいあたり味の素の腕が光っていた。
・ニンニクレンチンセット
ちなみに今回、せっかくなのでセブンで背徳のニンニクセットを揃えてみた。そう……
「にんにく醤油豚骨ラーメン(397円)」との合わせ技である。この2つの商品を食べ、私自身がニンニク人間みたいになってしまったら攻めてると言っていいと考えたのだ。
先の餃子を食べて「よく考えたらコンビニの商品だからそんなに攻めすぎないのが普通かもな」と察していたのだが……
ラーメンの方も食べて美味しいレベルのニンニクで、ガンガン殴ってくるような商品じゃなかった。狂った入れ方をしておらず、餃子同様に「ニンニクをしっかり摂取してる」あたりに着地した。
ラーメン自体はセブンプレミアムとあって普通に美味。ワシワシした麺も食べ応えあるし、背脂の入れ具合もちょうどよくレンチンでこのレベルが食べられるのはヒジョーによかった。
てなワケで「にんにくマシマシ餃子」はニンニク爆弾じゃないけど、しっかり臭うので食べるタイミングに気をつければ……それからケアをすれば問題ないかと思われる。レンチンだけで食べられることを考えたら、ニンニク好きは覚えておいて損はないだろう。
参考リンク:セブンイレブン
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.