「ご飯のおとも」の売り上げがアップ!よりおいしくお米を食べたい…ニーズの表れも
北海道内でも備蓄米の流通が広がるなか、いま注目を集めているのがご飯の”引き立て役”です。
大丸札幌店食品担当の大山里奈サブマネジャーによると「近年はふりかけが特に人気商品でございます」とのこと!
コメ騒動をきっかけに、予想外に売り上げを伸ばす、「ご飯のおとも」に注目します!
「ふりかけが人気」と話していた大丸札幌店でも。
「他の食材の高騰が続いておりまして、お米を置き換えるとしても3食のうち1食くらいとよく聞くので、ご飯のおともというところが人気なのかなと思っております」
高値で『米を買う機会が減った…』という人がいる中、大丸札幌店では「ふりかけ」を中心に、ご飯のおともの売り上げが、2024年よりも2割ほどアップしていると言います。
店内を歩いていると、お米専門店・千野米穀店がオススメする”ご飯のおとも”もありました!
「ツブ貝のラー油漬け」は、フライドガーリック、フライドオニオンの風味と、コチュジャンのちょうどいい塩加減。
そこにツブが入っていてとってもおいしい一品です。
チャーハンにいれるとお子さんも一緒に楽しめてオススメだそう。リピートする人もいるということです。
さらに、備蓄米や輸入米の『パサつきが気になる…』という人にオススメなものもありました!## 混ぜるだけ!しっとりおいしい!
北海道椒房庵で売られている混ぜこみごはんの素。
「炊き込みごはん」じゃないんです。
あたたかい2合のご飯に、混ぜこんでいただくだけで簡単に作れます。
”令和のコメ騒動”で、米の価値が見直されるなか、大丸札幌店では年に数回「ご飯のおとも」をテーマにした「企画」も開いているといいます。
「より美味しくお米を食べたい!」
そんな気持ちが消費者の中で高まってきていることが背景です。
ふるさと納税でも
ふるさと納税の返礼品でも、ご飯のおともが人気なんです。
2025年は「ご飯のおとも」の需要が伸びています。
ふるさと納税の仲介サイト「さとふる」によりますと、サケフレークなどの「フレーク」がタイトルにつく返礼品に対する2025年5月の寄付件数は、2024年の5月と比べて約1.7倍に増加。
例えば、アツアツのご飯にかけて食べる清水町のご当地グルメ「牛とろフレーク」。
2024年に好評だったため、大容量のものや、定期便など返礼品の種類を増やしたところ、2025年1・2月に比べて、3・4月の寄付件数は、約2.8倍に増えたということです。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年6月24日)の情報に基づきます。