都筑区 センター南北高架下 「ひろば」活用に意見募集 完成は2026年度
横浜市交通局は、センター南駅とセンター北駅間のブルーライン高架下に整備を計画している「ひろば」空間について、利用に関するアンケートを実施している。期間は8月31日(日)まで。
場所は、センター南北駅高架下の「33」区画といわれる場所。ボッシュ本社と区民文化センター「ボッシュホール」に隣接する約1629平方メートル(約80m×約20m)。ホールの建設工事前はペットショップの駐車場として利用されていた。
アンケートは「ひろば」をより良いものにするため、市民の意見を広く募るもので「憩い」「にぎわい、活動・交流」「チャレンジ」の3つのテーマと、設置してほしい設備についての計4項目となっている。回答は横浜市電子申請・届出システム内のアンケートフォームから。
BFTとコラボ期待
センター南北の高架下は、タウンセンター地区の回遊性向上や来街者の増加を目的に2013年「有効活用基本構想」を策定。グリーンラインの6両編成化や区民文化センターの整備を見込み、より効果的な活用を目指し、22年に基本構想の一部が改定された。
都筑区は「33」区画についてホール完成後を見越し、交通局に広場として利用したい旨を打診。同局が24年4月に整備事業者を公募し、同年7月にボッシュ社が整備事業者に選定された。「ひろば」の整備費用は全額ボッシュ社が負担。命名権(ネーミングライツ)も同社が有する。
「ひろば」にはボッシュ社とホール、両者の間の全天候型広場を含めた「ボッシュ・フォーラム・つづき」と「みなきたウォーク」をつなぐ通り抜け通路も整備される予定で、一帯での賑わい創出にも期待がかかる。
今後はアンケートを経た後、25年度中に設計、26年度中に完成の予定。また今年度中に高架下の耐震工事が予定されている。