音楽を通じて交流 鵜野森中と麻高6年振りのコラボ
鵜野森中学校吹奏楽部と市内を拠点に活動するBAGウィンドアンサンブルの合同演奏が9月21日、同中学校で開催された。主催は大野中公民館文化部。
同館が毎年行っているふれあいコンサートの一環。過去には民族芸能やフルート演奏など毎年テーマを変えて行われている。
6年前にも同様の合同演奏会があり、「またやりたい」という声が上がっていた。コロナ禍を経て、今年6年振りのコラボが実現した。
来場者は約200人。同部と同クラブのそれぞれの演奏をはじめ、2つのバンドを併せた60人による「君の瞳に恋してる」や「たなばた」などアンコールを含む11曲を披露した。「マツケンサンバII」では、松平健に扮した生徒が踊るなど、盛り上がりを見せた。
部長でチューバパートの大谷希成さん(3年)は、「大人の方と演奏する機会がないので新鮮だった」と練習から本番を通した交流について話した。
合同練習ができたのは2回。BAGウィンドアンサンブルでトロンボーンを担当する薄井康丈さんは「短い期間の中で、音楽という共通のものを通じ、仲を深めていきました」とコメントした。