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<無償は当然?断りたい!>美容師の私にママ友が「無料で子どもの髪の毛をカットして」【まんが】

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

私は美容師です。ママ友の子どものカットを頼まれることがあります。自分のお店を構えていないのでカットをするときはその人の家に行くのですが……。

厚意でカットしているとはいえ、「お金を払うよ!」と言ってくれる人が非常に少ないです。「友達だからいいでしょ?」みたいな感じで、金銭以外にお土産をもらうこともあれば、なにも貰わないこともあります。

とくにママ友Aさんは、毎月お子さんのカットを頼んできます……が毎月お金をくれません。

初めは、親同士・子ども同士が友達だということもあり、お世話になっているからと思っていましたが、毎月無料でカットをお願いされるとなると正直困ってしまいます。

私自身、たとえば保育士の友人が子どもを預かってくれたとしたら対価としてお金を支払うのは当然だと思うし、イラストレーターの友人にイラストを描いてもらったとしたら言い値をお支払いします。なによりも先に「いくらくらいでお願いできる?」とお伺いします。

“無料でやってもらって当たり前”の感覚がまったく理解できないのです。

きちんと感謝して、その気持ちを示せないならもうやってあげたい気持ちは正直ありません……。けれど今までやってあげていたぶん、急に断ったら角が立つかなと、悩んでいるのです。どうするのが正解なのでしょうか。

曖昧な返信を続ければあまり乗り気じゃないことを察してくれて、私に頼まず美容室に行ってくれたらいいのだけれど……。

けれどもママ友Aも空気が読めないのかそれとも無料でカットできる私を手放したくないのか、「じゃあいつなら平気なんですか?」と連絡をしてきました。

旦那の言っていることはもちろん正論。分かってはいるのです……でも、子ども同士の付き合いもあるので、角が立つような断り方はしたくないのが本音。 かといってこのままタダで都合よく頼まれるのは納得できない! 一体どうすればいいの……?

ママ友Aに少し強く提案をすると既読無視をされました。

既読無視か。今まで散々いいように使ってきたくせに……まぁでも月に1回のカットでこんなにストレスになるのなら……しょうがないよね……。

今後ママ友Aさんとお付き合いができなくなったり、子ども同士が疎遠になってしまったりしたらとても嫌だけれど、だからと言って我慢をしている方がもっといやだ。

しかし2日後ママ友Aから連絡がきたのです。

予想と反して、ママ友Aは旦那さんと一緒に開口一番謝罪をしてきました。「今まで非常識なことをしてごめんなさい」と、そう言ってママ友Aはお金が入っている封筒を差し出してきました。

私は今回のことで、人が考える常識・非常識ってさまざまなんだなということを実感しました。私が“察して”と自分の意見を言わないことももしかしたら誰かの“非常識”なのかもしれない。人によっては“友達のカットくらい無料でしてあげなよ”と思う人もいるのかもしれない。

だから仲良くしたい人とは、自分の価値観にとらわれず話し合ってみることも大事なんだなということが分かったような気がします。


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