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クリスマスイブの横浜で起きた事件が解決!誠司(二宮和也)たちのその後<『ONE DAY』最終話完全版>

フジテレビュー!!

『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』最終話完全版

勝呂寺誠司(二宮和也)は、犯罪組織「アネモネ」の2代目・笛花ミズキ(中川大志)とともにメキシコの麻薬組織「ロス・クエルボ」に接触し、取引を成功させる。

するとミズキは、誠司に銃を向けた。

「横浜テレビ」の報道キャスター・倉内桔梗(中谷美紀)は、アネモネとロス・クエルボの取引現場を生中継しようと密かに動き出していた。だが、取引現場が変更されたため、行き場を失ってしまう桔梗。

そのころ横浜テレビでは、報道局長・折口康司(小手伸也)たちが生放送の大型音楽特番を中断し、この1日の間に横浜で起きた事件の報道を始めていた。

キャスターを務めた新人記者の立葵査子(福本莉子)は、桔梗からの連絡を待つ間、クリングル号記念公園で起きた発砲殺人事件に端を発する一連の事件について話し始め、時間を稼ぐ。

警視庁組織犯罪対策部管理官・蜜谷満作(江口洋介)は、取引が行われる予定だった南本牧ダストでミズキの父・紫陽(遠藤憲一)とその配下たちに取り囲まれる。紫陽の目的は取引が終わるまで蜜谷を足止めすることだった。

一方、老舗洋食店「葵亭」ではクリスマスディナーが始まる。

そこでシェフ・立葵時生(大沢たかお)が用意したメインディッシュは、ゆで卵、ナポリタン、奇跡のドレッシングを使ったサラダを添えたエビフライ、ハンバーグ、そしておにぎりと、ソムリエール・竹本梅雨美(桜井ユキ)たちスタッフも戸惑うメニューだった。

その時、葵亭の先代・真礼(佐藤浩市)がやってくる。テレビで葵亭が大変なことになっていると知り、駆けつけたらしい。

ミズキは、「あんたはここで終わりだ」と誠司に告げる。そこに、1人の男が現れた。アネモネとつながっていた神奈川県警捜査一課長・一ノ瀬猛(遠山俊也)だ。

取引が終わったことを知った一ノ瀬は、すぐにこの場所から離れるよう、ミズキに告げる。

誠司は、そんなミズキに、「この5年、ずっとお前を騙し続けてきた。けど、すべてが嘘だったわけじゃない」と伝えた。誠司の言葉に心が揺らぐミズキ。

そのとき、突然倉庫の扉が開き、ライトの光が差し込む。桔梗がカメラマンの国枝茂雄(梶原善)とともに取引現場に乗り込んだのだ。

生中継される取引現場。ほどなく、警察も到着。その中には一ノ瀬によって捜査から外された神奈川県警警部補・狩宮カレン(松本若菜)や、警視庁の監察官・八幡柚杏(中村アン)の姿もあった。

アネモネやロス・クエルボのメンバーが次々と連行される中、ミズキは誠司に、「もしまた俺がこの街に戻ってきたら、一緒にハンバーガーでも食いませんか?」と声をかけた。

だが誠司は、勝呂寺誠司はもういない、と言って断り…。

時生は、客たちにビーフシチューを出せなかったことを詫びると、今夜のメインディッシュは葵亭の歴史と、従業員たちの愛情が込められた弁当であることを説明する。

横浜テレビでは、社長・筒井賢人(丸山智己)の判断で、報道特別番組の放送が続けられた。

報道局では、放送を見た視聴者からの電話が鳴り続ける。

誠司に会った蜜谷は、天樹勇太のデータが入ったケースを渡し、本日を以て潜入捜査官としての任務を解く、と告げる。

誠司は、そんな蜜谷にもう警察には戻らないと告げると、大事なことを思い出したと言って現場から立ち去った。

桔梗は、国枝とともに横浜テレビに戻る。「日曜NEWS11」の打ち切りを取り消し、引き続き桔梗にキャスターを務めるよう頼む筒井に対し、桔梗は、自分はもうやり尽くしたから査子に道を譲る、と返した。

そんな桔梗を誘い出す査子。

葵亭の1日を見届けた警察官の山田隆史(今井英二)は、必ずまた来ると約束して店を去る。

山田と入れ違いで査子に連れられた桔梗がやってきた。査子は、時生とのディナーをセッティングしたのだ。ぎこちない会話をしながら、食事をともにした2人は、一緒に自転車店に行き、その後食事をする約束を交わす。

するとそこに、勇太がやってくる。梅雨美のもとへ歩み寄り、彼女を抱き寄せる勇太。梅雨美の目から涙が溢れた。

2024年。桔梗は、料理番組のMCを務めていた。テーマは「お弁当」。ゲストとして招かれたのは時生だった。

店で時生のテレビ出演を見守る葵亭のスタッフたち。その後、下ごしらえも出来ない見習いを注意する。その見習いとは、勇太で…。

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