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淡水五目釣りで91cm大型ゴイを手中【常陸利根川】ダントウボウとアメナマは連発

TSURINEWS

常陸利根川でキャッチした91cmのコイ(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

11月2日(日)。先月に続き、茨城県神栖市を流れる常陸利根川へ淡水五目釣りに出かけた。痛烈なバラシもあったが、1日中ウキ釣りを堪能できた釣行の様子をレポートする。

常陸利根川で淡水五目釣り

今回も前回とほぼ同じ構成で、4.5m磯竿に16lbラインをセット。メータークラスの大物が来ても問題ないタックルだ。エサは安定のマルキューマッシュポテトと鯉ごころのミックス。淡水多魚種を狙っていく。

筆者の釣座(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

タックル

・竿:プロマリン ルヴァン磯竿3号450
・リール:ダイワ レガリスLT2500D
・ライン:デュエル カーボナイロン4号16lb
・ハリ:がまかつ 鯉17号(2本針)
・エサ:マルキュー鯉ごころ+マッシュポテト

エサはマッシュベースに鯉ごころで挑む(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

メータークラスの大物に期待

霞ヶ浦水系は淡水大魚の宝庫。大ゴイや中国四大家魚が揃って生息しており、全種と出会える可能性を秘めている。荒川水系よりもサイズが望める傾向にあり、「いつどんな大物が来るか分からない」という期待感こそ、このエリアの醍醐味だ。

11月は日が短く、釣りできる時間も限られるが、春秋は特に狙い目。ダントウボウやアメナマが落ち着いていればレンギョ系に期待できる。しかし遠征で情報も少ないため、結局は自分の目で確かめるしかない。釣りたいなら行くしかないのだ。

釣りものは多彩

7時すぎに現地到着。バサー、ヘラ師、コイ師がそれぞれ思い思いのポイントに入っており、沈みテトラにはバサー、水深のある場所にはヘラ師、水門脇にはコイ師。さまざまな釣り人が共存できる、釣り場として恵まれた環境だ。

開始2時間後からアタリ連発

マッシュポテト+鯉ごころで釣りを開始するも、最初の2時間は沈黙…。厳冬期の荒川なら慣れている展開だが、遠征組には厳しい。しかし「やるしかない」と腹をくくった9時すぎ、突然アタリ!

まだまだ活発なダントウボウ(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

最初はダントウボウが2連発。次の投入で38cmマブナ。その後40cm級のコイが2尾続き、早くも3魚種達成だ。

霞水系らしいキレイなマブナが釣れた(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

60cm級コイが3連発

さらにダントウボウが8連発。その後、コイが64cm・67cm・71cmと3連発。ここまでで“ツ抜け”を達成し、ウキ釣りの楽しさを存分に味わう。

64cmのレギュラーサイズ(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

レンギョがヒットか

10時45分。ウキがふっと馴染んだ瞬間、渾身のド消しアタリ!アワセると重トルクの手応えで、メータークラス確定の引き。

2分ほどやり取りし、水面に黒々とした巨体が姿を見せた。常陸利根川のハクレンは白いはずなので、明らかに別種。しかし次の瞬間、強烈な首振り一撃で針を外され、ハリスにはレンギョの粘膜……。完全敗北である。

確証はないが、全鯉協の情報ではこの周辺で過去に激レア種が釣れた記録もある。胸が高鳴る瞬間だった。

ハクレンを再びバラす

レンギョが寄ったのか、荒川でもお馴染みのツン系アタリが出る。今度はハクレン!

5分の攻防を経て水面に浮いたものの、取り込み寸前で針外れ……。太めの90cm級だった。連続バラシはさすがに堪える。

ダントウボウにアメナマが入れ喰い

昼すぎになるとダントウボウの入れ喰いが再開。60cm級のアメリカナマズが2連発し、引きは相変わらず楽しめる。しかしレンギョの再来を期待する身としては、少々複雑だ。

とにかくダントウボウとアメリカナマズの連発が止まらない。カウンターは無駄に増えていき、気づけば14時50分。そろそろ終了を考える時間帯だ。

アメナマが入れ食い(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

ビッグヒット到来

そんなタイミングで渾身のド消しアタリ!竿は満月。重い……。ダントウボウっではなさそうだ。大型のコイかアメナマか。ゆったりと走る感覚は、メーターハクレンの可能性も否定できない。

大物がヒット(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

91cmの大ゴイ登場

強い。これは3種どれでもおかしくない引きだ。慎重にやり取りし、7分ほどでウキが見え始めたが、そこからが粘る。数分後、ようやく水面に姿を現したのは大ゴイ。取り込みに手こずりながらも、12分のファイトで見事勝利した。

91cmの巨ゴイを手中(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)
重量は10kgオーバー(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

計測すると全長91cm・重量10.12kg。素直に喜べるサイズだ。その後はアメナマの猛攻にあい、最終的な釣果は53尾。8時間のバトルを終えて納竿となった。

91cmと良型(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)
数釣りも楽しめた(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

リベンジを誓う

高速運転中も、10時50分前後のあの映像が頭に繰り返しリピートされるほどのダメージだった。しかし挑戦し続ける限りチャンスはある。気長に追い続けていきたい。

近いうちに、荒川のハクレンにも会いに行くつもりだ。

<なおぱぱ/TSURINEWSライター>

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