秋葉中柔道部 創部4年で急成長 関東出場など好成績
秋葉中学校柔道部は、2021年に同校にできた新たな部活動。4年目の現在、部員は25人で創部者である佐々木太一教諭の指導の下、練習に励んでいる。
3年生の大森颯太さんは今夏「神奈川県中学校総合体育大会」の男子個人73kg級で3位となり、関東大会に出場。創部以来の最高成績で柔道部の着実な成長を体現した。
大森さんは部活動を引退した現在も、後輩の指導のため練習に参加している。大森さんは「自分が入部した時は、先輩が2人しかおらず練習で苦労した」と2年前を振り返った。「後輩たちには強くなって部をつくっていくためにも、しっかり指導したい」と語った。
他の競技で体幹強化
佐々木教諭の方針で同部では、体力や体幹強化のため、柔道以外にレスリングやサンボ、相撲などにも挑戦。2年生の関野心奈さんは8月下旬に山梨県で行われた「関東女子相撲大会中学生の部」にも出場。1回戦負ではあったが「いろいろな練習で筋力と体幹を強化して、柔道の新人戦では階級を上げて挑戦したい」と意欲を見せた。
佐々木教諭は「部員を増やし競争力を上げることで全体を強化したい。目標は団体での関東出場」と今後を見据えた。