「金沢区丼」 9月末まで販売 西柴中生徒の意見から考案
金沢区の魅力を発信するメニューとして考案された「青みかん果汁入りガパオライス」が、横浜市庁舎=中区=2階にある「TSUBAKI食堂」で提供されている。期間は9月30日(月)まで。
これは「食」を通して横浜への地域愛を育む企画「横浜食育18区丼」の一環。同店オーナーの椿直樹さんを中心に、各区の魅力を伝えるメニューを毎月販売している。
今回の商品は、西柴中学校3年生が課外授業「地元金沢SDGs体験学習」の中で考案。「青みかん」の魅力を引き出すというテーマで20人の生徒たちが意見を出し合った。授業を担当した村元玲奈教諭は「大人には出せないようなアイデアも多く面白かった。生徒たちの自信につながるのでは」と話す。
また、柴シーサイドファーム=柴町=のハーブや永島農園=釜利谷東=のきくらげなど、地元産の食材を数多く使用。金澤八味唐辛子を提供するコーディネーターの奥井奈都美さんは「金沢区の魅力を味わっていただければ」と話す。
キックオフイベントも
販売開始を記念したイベントが9月3日に開かれ、同店に約50人が集まって交流した。椿さんは「前回はコロナの影響によりできなかったイベントが、今年は実現できてよかった」と話した。
商品は数量限定。価格は昼は1600円、夜は1900円。