「ライカI」誕生100周年、ライカが特別限定モデルを発表
ライカカメラジャパンは、2025年6月27日、「ライカI」誕生100周年を記念した特別限定モデルを発表した。今回の発表では、M型ライカ累計生産100万台目を祝う「ライカM11-D “100 YEARS OF LEICA”」をはじめ、記念モデル4製品と写真集が披露された。
歴史的瞬間を彩る“100 YEARS OF LEICA”
1925年、世界初の量産型35mmカメラ「ライカI」がライプツィヒ春季見本市で発表され、写真の歴史を大きく塗り替えた。2025年、この金字塔の誕生から100年を迎えるにあたり、“100 YEARS OF LEICA”という特別記念プロジェクトが始動。目玉となるのは、「ライカM11-D “100 YEARS OF LEICA”」の特別セットだ。
M型ライカ100万台目「ライカM11-D」
この記念モデルは全世界で101台限定。そのうち「シリアルNo.6000000」はM型ライカ生産100万台目の節目を象徴する1台で、1925年の「ライカI #126」とともにライツパーク内Leica Weltに展示される。
外装はグロッシーなブラックラッカー仕上げ、ニッケルカラーの操作部、赤いロゴの省略など「ライカI」の意匠を踏襲。沈胴式設計の復刻レンズ「Leitz Anastigmat-M f3.5/50mm」と、「ライカ ズミルックスM f1.4/50mm ASPH.」の2本の特別仕様レンズが付属する。
その他の記念モデル
「ライカD-LUX8」：“ライカI”のエッセンスを感じさせる合成皮革とニッケル仕上げのミニマルデザイン「ライカ ゾフォート2」：ブラックボディにニッケルカラーのレンズキャップ、赤ロゴを排したシンプルなインスタントカメラ「ライカ トリノビット 10×40」：100本限定の記念双眼鏡。人工皮革とブラックアルマイト、ローレット加工による高級感
記念写真集『100 Leica Stories』
ライカIの100年にわたる歩みを、技術革新や写真文化の変遷を通じて紹介する書籍。開発秘話や象徴的な写真、著名人のライカとの関わりが100のストーリーにまとめられている。
発売情報
「ライカM11-D “100 YEARS OF LEICA”」セットは2026年春に対象ライカストア限定発売予定「ライカD-LUX8」「ライカ ゾフォート2」は2025年7月5日発売「ライカ トリノビット 10×40」「100 Leica Stories」は2025年7月中に発売予定
100 Years of Leica: Witness to a Century
https://leica-camera.com/ja-JP/photography/100-years
