「腸」の調子を整える“3つの夕食の摂り方”「胃腸に負担かけてた…」「睡眠に影響する」
腸活アドバイザーの三木ちなです。腸の調子を整えるためにも、栄養バランスのよい食事を摂ることは必要不可欠。特に夕食は、食べるものや時間に注意が必要です。ここでは、腸にやさしい「ただしい夕食の摂り方」をご紹介します。
1.夕食は寝る3時間前に済ませる
夕食を摂ると、食べたものを消化するために胃腸の働きが活発になります。腸が活動し、交感神経が優位に働いたまま眠ると、消化吸収の妨げになることも。
十分に消化されないまま就寝すると、休んでいる間も腸は働いている状態。つまり、内臓が休まる時間がないんです。
寝ている間に消化が続くと、脳が休まらず睡眠の質も低下します。良質な眠りで腸の健康を保つためにも、就寝する3時間前までに夕食を摂っておきましょう。
2.腸にやさしい食材を摂る
就寝するまでにしっかりと消化吸収するためには、できるだけ腸にやさしいものを食べることが大切です。
消化に時間がかかる脂っこい食事や、香辛料をふんだんに使った胃腸に負担がかかる料理は避けた方が無難。塩分を摂りすぎないよう、味の濃い食事も控えましょう。
絶対に食べていはいけないという縛りはありませんが、就寝までの時間を調整しながら、自分の胃腸を労わってあげてください。
3.お酒を飲みすぎない
お酒を飲むことでリラックスすることは、腸活にとってプラスになるうれしい効果です。しかし、飲みすぎは禁物。過剰に摂取すると、胃腸へ負担をかけてしまいます。
また、飲酒を常習的に繰り返すと、腸内の善玉菌が減る恐れがあるのです。就寝前にアルコールを摂ると、眠りの質が低下する場合もありますので、適量を守りましょう。
腸にやさしい習慣を心がけよう
夕食を摂る時間や内容によっては、腸内環境が乱れてしまう場合があります。
就寝前にとる食事だからこそ、胃腸への負担は少しでもおさえたいもの。ぜひ、「腸にやさしい夕食」を暮らしに摂り入れてみてください。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア