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毎日をなんとなく過ごしている…そんなあなたへ。充足感に満ちた毎日に変わる「自分軸手帳」

saita

自分軸手帳

たくさんの手帳が100円ショップからセレクトショップまで幅広く店頭に並ぶ時期になりました。 さまざまなコンセプトを持つ手帳の中でも、ネーミングにココロを奪われたのが「自分軸手帳」。 「好きなこと」「やりたいこと」が見つからない、自分に自信がない……そんなあなたの日々を導くアイデアとメソッド、加えて「続くコツ」が満載の手帳部について、自分軸手帳開発者のようこさんにお話をお伺いしました。

お話を伺ったのは…ようこさん

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自分軸手帳開発者、自分軸手帳部コミュニティオーナー 
小学校高学年から手帳を使い始め、第二子育休中に「仲間と一緒に手帳を使う」で人生が激変したことから、2019年より手帳のコミュニティを開始。2021年より自分軸を見つけて育てるための手帳、自分軸手帳を制作し、コミュニティ自分軸手帳部を開始。

知らないうちに他人軸で生きている!?

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「女性は結婚、出産、仕事と男性に比べてライフステージが変化する割合が多く、育児に専念する、仕事に重きを置く、家庭と仕事のバランスを取る、など選択肢も多様に分かれます。また出産や子どもの成長によっても大きくライフステージが変化しますよね。その間、自分の体調の変化や仕事での重圧を受けながらも、介護生活が始まる人もいる……まさに『自分のための人生を歩むことが難しい』ひとが多いと感じます。」と語るようこさん。

「そんなさまざまな転換期に『自分はどう生きたいのか』を選択していかないと、ただ家族や周りに流されてしまうだけの人生で終わってしまう。それでは他人軸に人生を費やしてしまいます。もっと自分を大切にしてほしいんです。」と、自身の歩みをも振り返りつつ語る、そんな彼女は外資系ソフトウェア会社に勤務していたキャリアを持つ42歳。9歳と6歳の子どものお母さん。

自分軸手帳ってどんな手帳?

「実は私、スケジュールとタスクの管理は基本デジタルを使っています。でもやっぱりこれが無いと!」と、にこやかにバッグから取り出してくれたのが、この自分軸手帳。

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まずは手帳内部のデザインをご紹介すると……枠線の色が薄く、それでいて事務的でない暖色系でプライベート感がほんのりと。紙の色もさまざまなカラーペンやデコが映える色とツヤでありながら、真っ白でもなく、裏写りしにくい素材を使っているというコダワリにグッとくる。

次は使い方について。

強いて言えば……と付け加えながら、ようこさんは美しい文字でびっしりと書き込まれたページをめくる。
「主に内省に使う人が多いようです。自分の内面をちょっとドロドロした部分まで(笑)書くひともいます。手帳自体にボリュームがあるので自宅で、というスタイルが多いですね。
自分軸手帳はワーク付きの手帳ではあるけれど、スタンダードな使用法を決めていません。それぞれが持つ思考の伸びやかさを邪魔したくないので、敢えて自由に使えるようにしています。」

ワーママ、育児中、専業主婦、リタイア世代にも

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カレンダータイプのマンスリーの他に、1週間単位のページはバーチカル。

「バーチカルは忙しくしているひと以外は『空白だらけになるのでは』と敬遠されがちですが、実はみんな1日のうちにさまざまな活動をしている、ということに気づいてもらいたいので、そのためには最適なんです。まず1週間分の予定をザッと書いて、空白時間の過ごし方と向き合ったり、または1日の終わりに『今日何をしたか』のログにしてもいいんです。」

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どんなひとに特にオススメしたいかを聞いてみると

「毎日に変化が無いと感じているひとや、好きなこと、やりたいことが見つからないひと、今まで手帳が埋まらなかった、続かなかったひとにもぜひ手に取ってもらいたいですね。専業主婦やリタイア世代にもユーザーは多いですよ。」と、主に今まではビジネスの場面で重宝されていたバーチカルを、意外にも手帳初心者に使って欲しい! と、薦めてくれた。でも大丈夫? 見開き2ページに1週間、縦に1日の時間軸が振られたバーチカルを本当に「手帳離脱経験者」さんが使いこなせるの?

最大の魅力は「手帳部」

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その秘密は、自分軸手帳オリジナルのコミュニティ「手帳部(有料)」にある様子。

ようこさんが「ひとりでは手帳を続けることができなかった。」という経験から「誰かとなら続けやすいのでは?」という発想で生まれたのが手帳部。

手帳の書き方や手帳を書く習慣のために、ワークをテーマとした「手帳レッスン」や、オンラインで繋がりながら黙々と手帳を書く、その名も「もくもく会」などを定期開催中。お互いがライフステージや年齢、性別、家族や会社での役職などを脱ぎ去った「生身の自分」同士で語り合い、励まし合いながら手帳習慣を続けられる安心・安全の場、なのだとか。

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「私もかつては手帳が続きませんでしたが、夫と目標を書いて共有することで手帳生活のスタートを切ることができました。その経験から『誰かと一緒ならできる!』と思って始めたのが手帳部です。コミュニティ内でオリジナルな使い方を披露しているひともいますし、コメントから楽しいやり取りが始まったり、手帳に関するネタがたくさん集まっています。取り入れたくなるアイデアがきっと見つかると思います。『手帳を始めてみたい』と思って気軽に入ったら、想像以上に使い方や人生に対する考え方が広がったというひともいます。」

経験に裏打ちされた確かな自信が、力強い言葉から垣間見える。

手帳部ユーザーのコメント

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以下は、手帳部ユーザーさんのコメント。

「ネガティブな気持ちを書き始めても、最終的には「じゃあこれからどうしようか」というポジティブな方向に自然に目が向けられることに気づきました。
それから、「これは大変!問題だ!」と捉えたことも「あれ?そもそもこれは問題なのか?ただ自分の思考の癖で問題にしてしまっているだけでは?」なんて捉え直せたこともしばしばです。出来事と感情を分けて書くようになったので、フラットな視点で自分を見つめやすくなったのだと思います。」

つまり、日々なんとなく感じていた「モヤモヤ」を自分軸手帳にアウトプットすることによって、ネガティブな思いが課題に変換される……そして、つい色んな事を問題視しがちな自分の思考のクセにも気付けた、というお話。
これは漠然とした「なんとなくモヤモヤする不安」からの脱出に効果がありそう。

2025年の相棒は自分軸手帳&手帳部にする!?

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家族や会社などの環境や身の回りのひとに振り回されない「自分軸」を意識して毎日を過ごす、ということは当たり前のようで実は難しいこと。そんなハードルを超えていこう! という志を持った手帳が「自分軸手帳」。

2025年の新しい相棒として、手帳部の仲間と一緒に自分軸手帳と向き合ってみると、スケジュールやタスク管理だけでなく、前向きな思考も自然に身に尽きそうです。

みやむらけいこ/ライター

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