特急「大雪」がH100形2両の特別快速に 2025年3月ダイヤ改正
JR北海道は2025年3月15日にダイヤ改正を実施。旭川~網走間を結ぶ特急「大雪」を、特急料金不要・全車自由席の特別快速に変更します。2024年現在、利用の少ない日は運転を取りやめていますが、快速化とともに毎日運転となる予定です。
「大雪」は旭川~網走間を結ぶ道東の特急列車。キハ283系を使用していますが、ダイヤ改正後は普通列車などで使用されているH100形2両での運転となります。
ただし「大雪」に使用するH100形については、令和7年度以降、長距離移動の快適性向上を図り座席数の増加と座り心地の改善を行っていくということです。
また、今回のダイヤ改正では旭川~北見間の特別快速「きたみ」も快速に変更。網走駅まで延長し、北見~網走を各駅停車で運行します。
札幌・旭川~網走間の「大雪」「オホーツク」「きたみ」のダイヤは次の通りです。
特急「オホーツク3号」の札幌発を2時間繰上げ、北見・網走へ20時台に到着するダイヤとします。旭川駅では特急「ライラック13号」から12:38発の特別快速「大雪」へ乗り換えできるほか、特急「カムイ19号」から15:10発快速「きたみ」、特急「ライラック33号」から19:05発特別快速「大雪」へ乗り換えできます。
上り方面では早朝の特急「オホーツク2号」を約1時間繰り下げ、網走・北見方面から利用しやすいダイヤとするほか、特急「オホーツク4号」を約3時間繰り上げます。
旭川駅での接続は、特別快速「大雪」11:51着→特急「ライラック20号」12:00発、快速「きたみ」13:50着→特急「ライラック24号」14:00発、特別快速「大雪」21:44着→特急「ライラック46号」22:00発。なお、網走17:49発旭川行き特別快速「大雪」は瀬戸瀬駅にも停車します。