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<揉めています>ひとり暮らしの義父の介護が必要に!施設入居させずに自宅で引き取るべき?

ママスタセレクト

親の介護が必要になった場合、自宅に引き取って面倒をみるか、施設に入居させるか、多くの人が迷われるのではないでしょうか。家庭の事情や親の意思、さらには金銭的な問題なども絡み、そう簡単に決められない問題かもしれません。ママスタコミュニティにもあるママからこんな質問が寄せられました。

『自宅で親を介護されている方に聞きたいのですが、なぜ施設に入居させるではなく自宅に引き取って介護しようと思いましたか? 義父の介護が始まるので施設に入居させるか、自宅でみるかで揉めています』

投稿者さんは義父の介護で悩んでいるようです。この件は実の子どもである旦那さんと義兄が相談して決めようとしていますが、話し合いが一向に進みません。投稿者さんは旦那さんには「絶対うちでは引き取らないで」とお願いしているものの気が気ではありません。義兄の家庭にも引き取る意思はないようです。そうなると「介護施設に入居する」もしくは「そのままひとり暮らしを続ける」という選択になりますが、どう決めていくといいのでしょうか。ママたちの声を紹介します。

介護施設に入居を決めるのは、段階を踏んでから

『いきなりじゃなくて少しずつ要介護になるよね? 手助けが必要な状態から始まる。入居も順番待ちだし。空いている施設は料金が高くて、年金じゃ足りなくなるし』

こちらのママは具体的に介護施設に入居するまでには、いくつかの段階があったと教えてくれました。まず初期の段階では施設への入所はまだ難しかったとのこと。そして要介護のレベルが上がるにつれてだんだん手助けが必要になり、施設入居を考えていったそうです。本人がなるべく自宅で暮らしたかったこともあり、施設入居は順番を待つことにしたようですね。このように施設に入居するには要介護度の進行や本人の意思といった条件が揃うことが必要になるようです。またすぐに入居できる施設を探したとしても、空いている施設が高額のところしかないといったケースも。経済的な事情を踏まえ、自宅介護を選択せざるをえない家庭もあるでしょう。

ひとり暮らしの継続はできる?

『要介護認定がでれば、介護保険使ってヘルパーさんに来てもらい、独居でもなんとか生活できる可能性は高いよ』

息子たちが誰も義父を引き取れないのであれば、ひとり暮らしを継続できないか模索してみては? といった声も寄せられました。要介護度によっては、介護事業者のサポートを受けながら自宅での生活を維持する選択もあるようです。特に、義父自身が住み慣れた家での生活を望んでいる場合、自宅での暮らしのほうが精神的にも安定して過ごせるかもしれませんよね。

『引き取って誰かと住むより独居のほうが施設に入りやすい』

また施設入居の順番待ちをする場合、ひとり暮らしであることが考慮されたというケースもあるようです。すぐに施設入居ができない場合は、いかにして義父にひとり暮らしを継続してもらうかという方法を探してみてもいいかもしれませんね。

まずは公的な窓口や専門家に相談してみて

『うちは義母が認知症。義父亡き後ひとり暮らしをしていて、認知症で近隣ともトラブル。私が毎日通って様子を見ていたけれど、それもすごく大変だった。24時間行動監視するためにうちで引き取ろうと思ったけど「世話になりたくない」と拒否されたので「入院が必要」と偽ってホームに入所させたよ。最初はショートステイの施設を転々としてその間に入所する場所を探しました。全部ケアマネジャーと相談して動きました』

介護の選択肢を検討する際には、専門家に相談することが重要ですよね。こちらのママは、最初はショートステイを利用しながら長期入所できる施設を探すという方法で進めたそうですが、すべてケアマネジャーと相談したとのこと。こうした介護の問題は、当事者だけで話し合いをしてもそれぞれの利害が絡み結論が出にくいものでしょう。そのため、専門家と相談しながら段階的に施設入居を検討することが大切ですよね。

投稿者さんに限らず、高齢になった親の介護問題を抱えたときは、まず市町村に設置されている「地域包括支援センター」に相談してみるといいでしょう。たとえ家族が重度な要介護状態となっても、安心して暮らしつづけられるのは大切なことですよね。厚生労働省は高齢者が可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるような体制づくりを行っています。その「地域包括ケアシステム」の窓口として、各市町村に地域包括相談センターが設置されています。ケアマネジャーなどの専門家に相談にのってもらったうえで、それぞれの家庭にとって最適な方法を模索してみるのが良さそうです。

 


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