【四街道市】シニア世代を真ん中に! 駄菓子屋に咲くシニア世代と子どもの絆
美しが丘近隣公園内の美しが丘自治会館では月に2回、地域のシニア世代による駄菓子屋「えがお」が開催されます。
親も子も楽しい昔ながらの駄菓子屋
主催するのは元市議会議員であり、特別支援学校に30年携わっていた清水清子さん。
自宅にいる時間が多いシニア世代が、外に出て人との関わりを持てればと自宅でサロンを運営していたことも。
しかし、続けるうちにだんだん話題が固定化されていきました。
その頃に、高齢者施設で駄菓子屋を開催し、近所の子どもたちと交流しているという興味深い情報が入りました。
子どもルームに勤める元学童保育員の阿部さんと共に見学に行き、2023年12月に「えがお」を立ち上げました。
子どもちと関わることで、シニア世代も生き生きと運営を続けています。
子どもとシニア世代の居場所に
訪れる人の中には「ここに来ないと誰とも話さない日がある」と話す人も。
清水さんは、気軽に来ることができ、自分の役割があると思える場所を作り、つながりを持つことを大事にしています。
シニア世代や子どもたちからさまざまなアイデアが生まれ、店のリピーターを増やすためにポイントカードの役割を担う「メンバーカード」を作りました。
ポイントがたまると50円分のお買い物ができるという楽しい企画も。
取材の日は、「マネースクール」も開催。
駄菓子屋以外に新鮮野菜や点字雑誌のリサイクルで作る紙袋なども販売します。
シニア世代が楽しんでお店を運営し、子どもは買い物を楽しむ。
シニア世代が真ん中の地域になるような、そんな空間づくりをしたいと清水さんは話します。
(取材・執筆/青と緑)
駄菓子屋「えがお」
日時/毎月第1・第3日曜日(月2回) 午後1時~午後3時
場所/美しが丘自治会館
住所/千葉県四街道市四街道2-1-10
問い合わせ
電話番号/090-6482-5831 代表 清水
Instagram/@kiyoko24121