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逗子市の披露山公園で5月に生まれたメスのサルの赤ちゃん、スクスク成長中

タウンニュース

赤ちゃんを抱きかかえるナデシコ=6月24日撮影

逗子市新宿の披露山公園で5月19日、ニホンザルの赤ちゃんが生まれた。同公園での出産は7年ぶり。生まれてから約1カ月間、母猿から離れるタイミングがなく、性別の確認ができなかったが、6月24日、本紙記者が取材時に撮影した写真からメスと判明した。同園の飼育員は「かわいい赤ちゃんをぜひ見に来てください」と呼びかける。

赤ちゃんは母親のナデシコ(13歳)と父親のカシュー(8歳)の間に生まれた。これで同園のサルはオス8頭、メス9頭の計17頭になった。

逗子市から業務委託を受ける株式会社どうぶつむら(東京都渋谷区)の飼育責任者・吉村俊幸さんによれば、今はまだ母乳だが、2、3カ月もすると大人と同じ餌を食べるようになるという。取材時も母親の胸に抱かれ母乳を飲んでいたが、時折落ち葉を手に持ち、口にもっていくそぶりを見せるなどしていた。普段は母親に抱きついていることがほとんどだが、少し離れて歩くかわいらしい姿を見ることもできる。

ナデシコの母親ぶりは「歩きたがる赤ちゃんを見守りつつ、少し離すなど、ほどよい感じ」だと吉村さん。

藤沢市からサルを見にきていた高橋直希さん(30)、桃子さん(30)、歩夢(あゆむ)くん(4)、咲舞(えま)ちゃん(2)、拓未ちゃん(2カ月)の一家は、「赤ちゃんが生まれたことは知らなかった。すごいタイミングで見にこられて良かった」と感激していた。

名前はこれから

名前は7年前に生まれたアジサイ、その前年のカシューなどは公募で決められたが、市緑政課によると現段階では名前を公募するかどうかも検討中だという。伝統的にオスには豆、メスには花の名前が付けられている。

猿舎は同公園が開かれた1955年からある。今いるサルの最高齢はオスのエンドウで推定26歳。22年前にどうぶつむらが管理するようになる前からいる唯一のサル。他のサルはすべて逗子生まれ。現在のボスはメスのヒマワリ(16歳)。餌の時間には「お座り」「待て」「お手」の芸もできる。

同園は午前11時15分から昼食、午後3時からおやつの時間で、サルが飼育員の肩に乗って餌を食べる様子も見られる。

猿舎をのぞき込む歩夢くん(左)と咲舞ちゃん

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