武田砂鉄「73%が賛成する選択的夫婦別姓、政権はいつこの数値を認めるのか」
7月23日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、選択的夫婦別姓「賛成」73%という朝日新聞の世論調査の記事について取り上げた。
番組で紹介した朝日新聞の記事によれば、20、21日に朝新聞社が実施した全国世論調査(電話)の結果、9月の自民党総裁選で再選して岸田総理に首相を続けて欲しいと思うかを尋ねると、74%が「続けて欲しくない」と答えた。また、岸田内閣の支持率は26%で前回6月の調査から微増となったが、不支持率は61%と高い水準で推移していると記事には書かれている。
また、夫婦が名字を同じにするか別々にするか、法改正して自由に選べるようにする「選択的夫婦別姓」について賛否を聞いたところ、「賛成」が73%で、「反対」の21%をおおきく上回っていた。
フリーライターの武田砂鉄氏は、経団連から「いいかげんに選択的夫婦別姓を導入しなさい」と言われてもなお、岸田総理たちは「国民的な議論が必要だ」「賛否が分かれるから」と言って反対しているが、支持率26%の政権が、国民の73%が賛成している選択的夫婦別姓に対して「賛否が分かれているぞ」と主張する姿を見て、いつになったらこの賛成多数の数値が自民党に認められるのだろうと思ってしまうと発言した。
番組パーソナリティの大竹まことは、73%が賛成しているにもかかわらず、自民党は先日久々にワーキングチームを立ち上げたみたいだが、未だに法案にも掛かっていない状況とは、と呆れていた。