E653系「上沼垂色」が登場、営業運転は4月21日「いなほ3号」から 前日には撮影会も
JR東日本新潟支社は、2024年5月の新潟駅開業120周年、7月の羽越本線全線開通100周年にあわせ、「E653系」1編成（H202編成）の塗装を「上沼垂色（かみぬったりしょく）」に変更します。営業運転は2024年4月21日（日）の「いなほ3号」から。
E653系はかつては常磐線で「フレッシュひたち」として登場した特急形車両。現在は特急「しらゆき」（新潟～上越妙高・新井）や一部の「いなほ」（新潟～酒田）で使用されています。
「上沼垂色」は現在の新潟車両センターにあたる上沼垂運転区に所属していた485系に用いられていたデザイン。新潟駅を発着する特急列車を中心に2014年まで運行していました。
JR東日本新潟支社は、「この機会に『心ほどけるやまがた～山形県春の観光キャンペーン』（※）が開催される山形県へお出かけください」としています。3月のダイヤ改正から6月末までは「いなほ・しらゆき 特急トクだ値キャンペーン」も行われていますので、ぜひお出かけに活用しましょう。
※2024年4月1日～6月30日まで行われる観光キャンペーン。ダイヤ改正で山形新幹線の新型「E8系」、4月6日には観光列車「SATONO（さとの）」も登場するということで、鉄道ファンの注目も集まりそうです。
デビュー前には撮影会も！
初運転に前日にあたる4月20日（土）には、新潟車両センターで上沼垂色の撮影会も行われます。
車両前頭に「特急シンボルマーク」を取り付けるほか、プライベートな撮影や車内撮影・行先案内表示器の調整などの体験ができる「特別コース」も。
申込はJRE MALL「JR東日本 新潟支社」店ページで、2024年3月18日（月）12:30から受け付けます。お値段は通常コース13060円、特別コースが39180円です。