意外と汚れている「食器棚」のカンタン掃除術。「長年掃除してなかった…」「年に1回は掃除したい!」
“食器棚の中”は日常的に掃除していない人も多いかもしれませんが、長年放置したままでは意外と汚れが溜まっているそうです。そこで今回は、お掃除のプロである、家事代行マッチングサービス「タスカジ」のみけままさんに簡単にできる掃除方法を教えていただきました。
教えてくれたのは……タスカジのみけままさん
家事代行マッチングサービス「タスカジ」の人気ハウスキーパー。20年以上もの間、家事代行・ハウスクリーニングに携わり、経験を生かしたテクニックで家中の汚れをピカピカに。レビュー評価が圧倒的に高く、熟練の掃除ワザでリピーター続出。タスカジで講師としても活動している。テレビ・雑誌・WEBなど各種メディアにも多数出演し、生活に役立つ家事ワザを紹介している。
日常的に掃除しないことが多い「食器棚の中」
物がたくさん収納されている場所は、お掃除が面倒に感じますよね。その中のひとつが「食器棚の中」です。毎日開け閉めしていても、こまめにお掃除できていないのではないでしょうか?
食器やカトラリーを出し入れする際にホコリが入ることがあるため、キッチンを徹底的にお掃除したいときには、食器棚や引き出しの中までピカピカにできたら理想的です。シンプルな掃除方法で、簡単にキレイになりますよ!
用意するもの
・セスキスプレー
・クロス
・(必要であれば)メラミンスポンジ
直接口に触れるものを置く場所には、「セスキスプレー」を使うのがおすすめです。洗剤の香りが残らないので、使い勝手がよいところもポイントです。
クロスは、ガーゼや手ぬぐいのような素材のものを使うと、表面に毛羽が残らずにスッキリ拭きあげることができますよ。
1.棚板の上を拭く
食器棚の中に入っているものをすべて取り出し、クロスにセスキスプレーを吹きかけて拭きましょう。
2.必要な場合には、メラミンスポンジでこする
棚板の上にザラザラした汚れがある場合、クロスでは落とせないことがあります。そのときには、メラミンスポンジにセスキスプレーを吹きかけて、やさしくこすってみると簡単に落とせます。
※研磨するため、傷がつく恐れがあります。注意しながら行ってください。
3.引き出しの中、前板の厚み部分を拭く
引き出しの中も、棚板と同じ方法で拭きます。引き出しを開けると、前板の厚みの部分に汚れがついていることがあります。汚れを見落としがちな場所なので、忘れずに拭き取ってくださいね。
4.扉の外側と取っ手を拭く
扉の外側も、セスキスプレーを吹きかけたクロスで拭きあげます。取っ手も意外と汚れているので、ついでに拭いておくとよいですよ。
5.ガラス面は乾拭きで仕上げる
セスキスプレーは二度拭き不要の洗剤ではありますが、ガラス面がある場合は、セスキスプレーで拭いたあと乾拭きして仕上げることをおすすめします。最後のこのひと手間で、プロがお掃除したような仕上がりになります!
掃除しやすいような環境にすることも大切
実践されている方も多いと思いますが、棚板の上にシートを敷いて定期的に交換する、食器を取り出しやすいように整理する、カトラリーケースを上手に使うなどの工夫をすることで、お掃除がラクになります。お掃除しやすい環境を整えて、キレイな状態をキープしてくださいね。
※セスキスプレーは白木や畳、革などの天然素材や天然石、アルミ、貴金属などには使用しないでください。使用上の注意をよく確認のうえ、使用してください。
取材協力:タスカジ、タスカジ研究所
shukana/webライター