おひとりさまに新提案!大阪高島屋でどぶろく片手に和歌山グルメ
2025年4月12日(土)、大阪高島屋の地下1階・西ゾーンに「平和どぶろく難波醸造所」がオープン。和歌山の酒蔵「平和酒造」が手がける新業態で、店内で仕込んだできたてのどぶろくを味わえる新感覚のスポットです。
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昼飲みOK! デパ地下に本格醸造所店内の醸造所を特別に拝見!酵母が生きているできたて「どぶろく」
昼飲みOK! デパ地下に本格醸造所
店内は木をふんだんに使用した和モダンな雰囲気です
個性豊かなクラフトビールの飲み比べも楽しい
「大阪高島屋」の地下1階西ゾーンに、和歌山県海南市の酒蔵「平和酒造」が手がける「平和どぶろく難波醸造所」がオープンしました。担当バイヤーが惚れ込み、長年かけて口説き落とした注目の新店。看板商品の日本酒「紀土(きっど)」をはじめ、ビール「平和クラフト」、リキュール「鶴梅シリーズ」などのお酒を、パブスタイルでカジュアルに楽しめます。
物販コーナーも充実。手土産の購入にもぴったり
日本酒「紀土」
ビール「平和クラフト」
リキュール「鶴梅シリーズ」
「平和酒造」の商品を購入できる物販コーナーも充実。店内でいろいろなお酒を試しながら、お気に入りを見つけるのも楽しいですね。
店内の醸造所を特別に拝見!
7リットルのタンクで少量ずつ仕込みます
何と言っても注目は、店内で実際に醸造される“できたてのどぶろく”。できたてを味わってもらえるようにと、小さなタンクで少量ずつ丁寧に仕込んでいるのが特徴です。
仕込んで約2日。お米の粒がしっかり残っています
約10日経つと発酵が進み、お米の粒がほとんど分からないくらいに。プクプクとした泡は酵母が元気に発酵している証拠です
基本の材料は米・米麹・水のみ。約10日かけて発酵させたどぶろくは、麹の香りがやさしく広がる、ミルキーな口当たりが魅力です。
定番の「プレーン」と、ビールの原料である「ホップ」、酸味が特徴の「白麹」の3種に加え、季節のフルーツやハーブ、スパイスを使った限定フレーバーも展開予定とのこと。
酵母が生きているできたて「どぶろく」
真ん中が「プレーン」、両サイドが春限定の「抹茶」と「さくら」(1杯 550円~
できたてならではの醍醐味は、お米の粒感が少し残る、ミルキーな口当たり。アルコール度数は10%と控えめで、酸味が心地よく、ヨーグルトのような爽やかさも感じられるやさしい味わい。日本酒初心者でも飲みやすい仕上がりです。
お店で提供するどぶろくは、火入れをしないフレッシュな状態。酵母が醗酵する微炭酸を感じられる、生ならではの美味しさに感激すること間違いなし。
総務企画部の手嶋 光さん
「お米の醸造酒をもっと身近に感じてほしい」と語るのは、平和酒造・総務企画部の手嶋 光さん。どぶろくはもともと家庭でも造られていた、日本人にとって親しみのあるお酒。そんな文化に触れられる場所として、女性ひとりでも立ち寄りやすい空間を目指したといいます。
フードも、和歌山のしらすや金山寺味噌、灰干しの魚など地元の味が充実。気軽に一杯、地元グルメと一緒に楽しみたいですね。
\from Writer/
デパ地下で仕込む、できたてのどぶろくが飲める楽しいお店の誕生です。カウンター越しに交わす、スタッフさんとの会話も楽しみのひとつ。気さくなスタッフさんばかりなので、日本酒ビギナーさんでも安心です。一度立ち寄れば、日本酒の世界をきっと身近に感じられますよ。
平和どぶろく難波醸造所
大阪市中央区難波5-1-5 大阪高島屋 地下1階西ゾーン
営業時間:物販10:00~20:00/飲食12:00~21:00(L.O.20:30)
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
写真/内山真紀、anna 文/内山真紀