「感謝された〜い!!ダメ?」気が利かない夫にモヤモヤ!「父の日」と比べてしまう【まんが】#母の日
私は、夫と3才になったばかりの息子(ミツキ)と3人暮らしをしています。今日は母の日。私は夫に子どもを託して、ひとりでスーパーに買い物に来ています。買い物かごを片手に食材を選んでいると、ママのために食材を選んでいる父子の姿がありました。他にも花屋の前を通りかかると母の日のためにカーネーションを買う父子も見かけました。しかしわが家は……。
息子は電車のおもちゃで遊んでおり、部屋は散らかっています。夫はソファに横たわりながら「おかえり~」とひと言。
別に私は夫の「母」ではありません。なので夫から「母の日」を祝ってもらう義理はないでしょう。きっと夫は元々、気が利かない人なのです。だから期待してはいけない。そう自分に言い聞かせていました。
でも私は毎年、夫の「父の日」を祝っているのに……。
別に自分の母の日を祝ってもらいたいから父の日を祝っているわけではないのに、どうして母の日を祝ってもらえないとモヤモヤしてしまうのでしょうか。 夫だけではなく息子のためにやっていることでもあるのに、嫌な気持ちを抱えてしまう自分の思考に呆れてしまいます。でも、子どもに「家族に感謝をする」ということを教えてあげるのも親の役割だと思うのです。
わが子に教えてほしい!今日は「ありがとう」伝える日
夫は母の日に何も触れずに、息子と一緒に美味しそうに食べています。本当に何も思わないのでしょうか……。
私は夫に「別に何か特別なことをして欲しかったわけじゃない。感謝して欲しいなって『いつもありがとう』って感謝の気持ちをほしがっちゃダメ?」と、本音を伝えました。
私は「私が父の日をお祝いしているのは、ミツキに「頑張っているお父さん」の存在を伝えて、「感謝」をする心を育んでもらいたいからなの」と、あらためて夫に理解してもらいたくて話しました。 「自分でも分かっているわよ? 私は面倒くさい人間だなーって。こんなにイライラするなら、はじめから『母の日だよ』って言えば良いのになーって」と、夫に言いました。
夫に言いたいことが言えてスッキリしました! 本当は自分から母の日をアピールなんてしたくなかったし、「我ながら情けないことをしているな」なんて気持ちにもなりました。けれど、何も分からない子どもに「価値観」を教えていくのも親の仕事。記念日は日々「当たり前」として流れそうになる感情を、いま一度確かめるためにあるものだと考えています。身近な人に感謝ができる人になって欲しい、季節の記念日を大切にできる人になって欲しい。私は息子に対して、そう思ってます。だから私はこれからも父の日を祝い続けます。 私からガツンと言われた夫は、それからは記念日に私への感謝を伝えてくれるようになりました。最初から上手くはできないと思うけれど、こうやって互いの要望を話して解決していきたいです。