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【愛川町】妊婦・未就学児世帯に向けに健康医療相談アプリ導入

タウンニュース

9カ国語で作られた登録用紙

愛川町が、10月1日に健康医療相談アプリ「LEBER(リーバー)」を導入した。町内在住の妊婦や未就学児(0〜6歳)のいる世帯を対象に、健康や医療に関する不安の軽減を図ることを目的としている。

愛川町が導入したアプリ「リーバー」は、スマートフォンから24時間365日、全国の医師に無料で相談できるサービス。町によると県内の自治体では初めての導入となる。

チャット形式で相談が可能で、画像や動画を添付して症状を詳しく伝えることもできる。子どもの急な発熱や体調不良で病院を受診すべきか迷う時、あるいは子育てや妊娠に関する日頃のちょっとした体調の悩みを、気軽に専門医に相談できるようになる。

56の診療科に幅広く対応しているのも特徴。子どもに関係する診療科である小児皮膚科、小児眼科、小児外科、児童精神科、アレルギー科に加え、妊娠に関わる婦人科、産婦人科、産科、心療内科なども含まれる。

これにより、多岐にわたる健康上の疑問や懸念に対し、適切な専門医からアドバイスを受けることが可能になる。医師の回答は最速3分で届く場合もあり、緊急性や適切な診療科、推奨される市販薬などの助言、搭載された地図アプリ上に近隣の病院や薬局を提示する機能もある。

外国語にも対応

対象世帯では、家族5人(本人含む)まで利用が可能。利用を希望する対象世帯には、健康推進課窓口や健診時に案内を行うほか、未就学児のいる家庭には案内通知を発送済みだ。通知に記載の二次元コードを読み取り、登録番号と必要事項を入力すれば無料で利用できる。

また町内に多く住む外国人に対応するため、ベトナム語やスペイン語、カンボジア語など9カ国語で書かれた登録用紙も健康推進課に用意されている。

愛川町では、日曜・祝日当番医を行っていたが2022年度に終了。現在は厚木市休日夜間急患診療所(厚木市メジカルセンター)に休日・夜間の診療を一元化している。町ではアプリ導入により、子育て中の世帯や妊婦の医療アクセス向上と、健康に対する不安解消、病院や救急車の適正利用も支援する方針だ。

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