「水道光熱費が高い人」がお風呂でやりがちな“3つのNG”「よくやってた…」「今日から気を付けます」
節約生活スペシャリストの三木ちなです。寒い時期は、温かい湯船に浸かる機会が増えます。しかし、入浴の仕方によっては水道・ガス・電気代がぐんと上がるかもしれません。ここでは、水道光熱費が高くなりやすい“お風呂でやりがちな「NG行為」についてご紹介します。
NGその1.お湯をたっぷり張る
寒くなってくると、たっぷりお湯を張ったお風呂に入りたくなります。しかし、湯量が多いほどガス代や水道代は増えます。
肩まで浸からなくても、みぞおちまでを温める半身浴でも体はポカポカ。あふれるほどのお湯は不要です。
どうしても湯量が足りない方は、複数人で入るか2Lのペットボトルを数本入れると水かさが増えますよ。
浴槽の湯量は、一般的に150~200Lほど。お湯の量を少し減らすだけでも、水道光熱費の節約になりますので試してみてください。
NGその2.シャワーの出しっぱなし
頭や体を洗っている間にシャワーを出しっぱなしにすると、当然ムダな水が流れます。お湯となれば、水道代だけでなくガス代がかさむ原因に……。
一般的なシャワーの場合、1分出しっぱなしにしたときの水量は約12L *です。シャンプーの間に少し出しっぱなしにしただけで流れると思うと、ぞっとします。
シャワーを使うときは、こまめに止水するのが大切。スイッチがついているシャワーであれば、ボタンひとつで止められるので便利です。
※参考:東京都水道局?くらしと水道
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/shiyou/jouzu.html
NGその3.家族の入浴時間がバラバラ
水道光熱費を節約するなら、お湯が冷める前に入るのが一番。家族の入浴時間にバラつきがあると、お湯が冷める度に沸かし直すため光熱費がかさみます。
できるのなら、追い炊き回数は少ないに越したことはありません。
できるだけ家族が一緒に入るか、時間をあけず順番に入るだけでも節約になります。入浴時間がどうしても空いてしまう場合は、ふたをして熱が逃げるのを防ぎましょう。
入浴はさくっと済ませよう
だらだら入浴すると、保温時間が長くなり追い炊き回数が増えて水道光熱費がかさむ原因になります。毎日入るお風呂だからこそ、日々の積み重ねが大切です。
入浴は手早く済ませて、冬の水道光熱費がかさまないよう意識してください。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア