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冬の雪国で高速バスに乗るときの注意点! 雪国慣れしていない人が気をつけるべきポイント5つ

バスとりっぷ

今回の記事では、雪に慣れていない人に向けた「雪国で高速バス・夜行バスに乗るときの注意点」をご紹介します。わたし自身、普段は雪がほとんど降らない三重県で生活してるので、はじめて雪国で高速バスに乗って感じたリアルな事情をお届けできればと思います。

【画像】たとえば、北都交通さんではウェブサイトの分かりやすいところにに運行情報が掲載されています(7枚)


1:雪や強風による運休・遅延に注意

これは高速バスに限った話ではないですが、冬の雪国では電車やバス・飛行機の遅延や運休がそれなりに発生します。

運休とまでいかなくても、高速道路の速度規制・野生生物の飛び出しなどで到着が遅れるケースも。電車や飛行機を含めて、乗り継ぎはいつも以上に余裕を持っておくのが無難です。

バスに関しては、出発地点が晴れていても乗車前にしっかりバス会社のホームページを見て、運行状況を確認しておくのがオススメ。XなどのSNSで運行状況を発信してくれているバス会社さんもあるので、フォローしておくと便利です。

また最悪バスが運休になってしまったときのために、別のルートを考えておくとより安心です。


2:乗車・下車バス停に注意

高速バスは駅やバスセンターだけでなく、街中・高速道路にあるバス停からも乗車できるのがメリットですよね。

しかし、雪国の場合は要注意…!

風雪が舞う中、荷物を持って道端のバス停でバスの到着を待ち続けるのはなかなかキツイです。待合所があるようなところならいいですが、そうじゃないとバスが来るまでに凍えてしまいます。

できればバスセンターなど、待合室があるところで乗車・下車するとよいかと思います。地元の方は家族の送迎だったり、タクシーを使ったりしているようでした。


3:寒さ対策は足元までぬかりなく

バス内の暖房はもちろんしっかり効いているのですが、外は氷点下になることがほとんど。いくら暖房があるとはいえ、特に窓側の足元は少し冷えます。

ブランケットを用意してくれていたり、窓のカーテンが厚手だったりと、バス会社さん側で配慮してくれている部分もあります。ただ、自分でも対応できるよう靴下は厚手にしておくなどの工夫をしておくのがオススメです!(特に夜行便の場合)


4:休憩スポットで滑らないように!

サービスエリアでの休憩、10分くらいしかないのでささっと済ませたいところではありますがここも要注意!

駐車場は車によって雪が踏み固められやすく、ツルツルの滑りやすい地面になっていることもあります。気を抜いていると派手に転んでしまうかもしれないので、慣れていない人はしっかり注意して歩くようにしてくださいね。

あと、当然ですが外はめちゃくちゃ寒いです。バス内との寒暖差でやられないようにご注意を…。


5:アウターと靴はよく考えて選ぼう!

バスに限った話ではありませんが、雪の降るエリアではアウターと靴がとにかく重要。アウターは個人的には雪も気にしなくてよくて、フードも被れるダウンがおすすめです。

ただ、ダウンはかさばるというのも事実。雪国は外とは対照的に屋内は暖房が効いていて暖かいので、ダウンを着ていると暑いという場面もあります。どのくらい外にいるかなどを考えて選びたいところですね。

靴はスノーブーツがおすすめ。なのですが、雪が降らない地域ではなかなか売ってないんですよね…。

靴屋さんではなく、アウトドアショップに行くとしっかりしたスノーブーツを置いています。一足買っておくと、雪国に行くときの安心感が段違いですので、豪雪地帯に行く人はぜひ検討してみてください。

電車だと靴を脱ぎにくいですが、高速バスはフットレストがあることが多いので、ゴツい雪靴を履いていても乗車中は意外と気にしなくていいです。


まとめ

太平洋側生まれ、太平洋側育ちの人間が雪国で高速バスに乗ってきた感想と注意点です。

やっぱり雪があるだけで、高速バスにおいてもいくらか勝手が変わってきますね。とくに運休や遅延に関しては、雪の降らないところと降るところでは段違いに確率が上がってくるので、いつも以上に注意しておいたほうがいいと思います。

気をつけることばかり書きましたが、雪の高速バスは景色が良くて最高! 今回乗った路線では、シカやキツネといった、野生生物にも出会うことができました。

いろいろ心配することはあるかと思いますが、寒さ対策をしっかりして、雪国での高速バス&夜行バス旅を楽しんでくださいね~!


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