「日本人も負けてられん!」若者の“スマホ見ながら飯”に落語家・春風亭一蔵が珍意見
落語家の春風亭一蔵がパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂フライデー ~どうした!?一蔵!』(文化放送・金曜日9〜13時) 11月8日の放送は、番組パートナーの水谷加奈アナウンサーとともに、今気になるニュースについて独自の意見を語った。
水谷「今日取り上げるニュースは何でしょう?」
一蔵「はい、『祭りの「消滅」100件超す』というニュースです。31都道府県で100件以上の歴史あるお祭りが無くなってきている。町内会が小さくなっちゃったり、祭りの後継ぎがいないなどの理由で無くなっちゃってるんですが、これ落語会もそうなんです。地方の落語会は、やる気のある会長みたいな方が亡くなると、一気に無くなっていっちゃうんですよ。お客様から「やって欲しい」っていう声があっても、リーダーシップをとってスタッフを集めてっていうのがもうできない。落語会もお祭りもこういう波が来ている。これって例えば農家の減少とかにも繋がってくると思うんですよ。お祭りは五穀豊穣とかの願いを込めて神輿を担いだりするわけじゃないですか。だから何とか国で補助して続けていっていただきたいなと思うんです」
水谷「あと今、男女平等で男だけのお祭りとかが少なくなっているんですけど、祭りに男女平等は関係ないと思うんですよね」
一蔵「そうっすよね。ちょっと奇祭みたいな珍しいお祭りもどんどんなくなってるので、もしどこかでお祭りを見かけたら、ぜひ立ち寄って頂きたい。見物するだけでもいいと思います」
水谷「もったいないですよね」
一蔵「あと、『若年層の約8割がスマホを見ながら飯』っていうニュースが飛び込んできたんですけど、この時代だから食べながらスマホを見てるのはいいと思います。ただ面白い会話を聞き逃しますよって言いたい。いろんな人がご飯食べてる時には結構面白いことを言ってたりするんですよ。実は、オーストラリアでは16歳未満のSNSの利用が禁止されるかもしれなくて、だからオーストラリアの人はこれから面白い漫談を超言うようになる可能性があります」
水谷「(笑)そっか」
一蔵「日本人も負けてられないので、隣の席にいる人の会話とか聞いて、飲み会で話したらウケますから」
水谷「人間ウォッチングも面白いですよね」