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旭・瀬谷警察 緊急通報への理解促進 110番の日に啓発

タウンニュース

二俣川駅では白バイの乗車体験が実施された

1月10日の「110番の日」に合わせて旭・瀬谷各区の警察署が、主要駅で啓発キャンペーンを実施した。

事件や事故などを警察に緊急通報するための「110番通報」。対応できる回線には限りがあるが、昨年県内の警察に寄せられた約100万件の通報のうち、3割が緊急性のない内容だった。そのため、同キャンペーンでは適正利用を住民に向けて訴えていく狙いがある。

二俣川駅で開かれたキャンペーンでは、旭警察署(吉田善成署長)や(一社)神奈川県警親会旭支部のメンバーら、さらに旭区のマスコットキャラクター「あさひくん」も参加。駅利用者に向けて110番の適切な利用をよびかけたほか、子どもを対象にしたミニ白バイの乗車体験なども開かれた。

同署担当者は、「相談事や照会は最寄りの交番か警察署へ。または#9110へ連絡を」と話した。

振り込まセンジャー登場

三ツ境駅で開かれたキャンペーンでは瀬谷警察署(吉田明弘署長)や瀬谷区役所職員らが参加。県警の振り込め詐欺防止キャラクター「『絆』大使振り込まセンジャー」も加わり、駅利用者に110番の適正利用のほか、闇バイト犯罪や特殊詐欺への警戒を促した。

吉田署長は「瀬谷区内では、刑法犯の認知件数や交通事故は減少傾向にある。安心安全な地域を、今年も皆さんと協力して作っていきたい」と語った。

三ツ境駅でチラシを配布する振り込まセンジャー

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