(スリコ + ユニクロ + 無印) ÷ 3したような雑貨店「LAKOLE(ラコレ)」を知っているか?
日用雑貨はおおむね100均で間に合わせているという人が多いだろう。私(佐藤)もその1人だ。100均では間に合わないものを無印良品やスリーコインズで購入して、アパレルはユニクロやGUで購入していたりする。
これらのお店が全部ひとまとめになったら便利なのになあ~。いちいちアッチ行ったりコッチ行ったりしなくて済むのに。なんて考えたことがある人は、きっと知らないだろう。
あるぞ、そういう店! 全国的に店舗を展開する「ラコレ」は、スリコと無印とユニクロを良いところ取りしたみたいなブランドだ。私も最近知ってその品揃えに驚いた!
・ちょっとしたホームセンター
ラコレは北は北海道から南は沖縄まで店舗があるのだが、スリコや無印ほど出店しておらず、都内にはまだ4軒しかない。それゆえに、私も全然知らなかったのである。
最寄の店舗のひとつ、グランデュオ立川店を訪ねてみた。パッと見た店舗の様子はどこにでもありそうな雑貨店。店頭には季節商品のハンディファンやネッククーラー、水筒などが並んでいて特に珍しいところはない。だが、店内を見てまわると、取り扱う商品の幅広さに唸った。
まず季節商品の棚を見ると、店頭にもあったネッククーラー類が並んでいる。現在セール中で30%オフのものもあるな。
文具のコーナーにはカードケースや小型のバッグ。それからスマホ関連商品のケーブルやモバイルバッテリーなどが並んでいた。近ごろ家電量販店ではまったく見なくなった「Lightning to Lightning」ケーブルまで。どこにも売ってなくて困っている方は、ここで買うと良いだろう。
有線・無線イヤホンも各種あり、おおむね他の100均系雑貨店と価格は同等。有線イヤホンは税込660円で、スリコ・ダイソーの税込550円より少し高い。
コスメ商品はスリコには品ぞろえで劣るものの、ダイソーよりも充実していて、陳列もキレイで見やすい。プチプラでお馴染みのアクセサリーの品ぞろえも豊富だ。
そのほかスツールやサイドデスクまであって、ニトリの要素も取り入れているようだ。
さらに小型の観葉植物まで。ちょっとしたホームセンターのようじゃないか。扱う商品の幅が広すぎる。
まだある! フライパンも各種あるから、生活に必要なものはひと通りそろってしまう。このほかにもキッチン用品やサニタリー用品などなど、1人暮らしを始める際にラコレを訪ねれば、マジで全部そろうんじゃないの?
さらにさらに菓子やレトルトカレーまで! ラコレのカレーは全部で24種類もあるという。無印の48種類には敵わないけど、それでもかなりの種類だ。味が気になるのでコレは買って帰るとしよう。
・アパレルも充実
そして私が1番驚いたのは、アパレル商品の充実っぷり! 衣類を販売しているのは、隣のお店だと思っていたら、ここもラコレやないかい!
レディース・メンズともに売り場は広く、店内には試着室まで備えている。雑貨屋なの? 服屋なの? 両方の要素を持つのがラコレということらしい。。
バッグ類はだいたい4000円以下。普段使いにちょうど良さそうなサイズと価格の品々が揃っている。
・購入した品々
ということで、初のラコレで6つの商品を購入したので紹介しよう。
まずはキッチン用品のコレ。「シリコンフック」(税込550円)である。
これをどう使うかわかるだろうか? シンクに貼り付けるタイプなのだが。
貼り付けるといっても吸盤等がついているわけではなく、接着剤等も不要。つるつるとしたシンクの端にペタンとくっつくのである。ペットボトルを乾かしたり、スポンジホルダーとして使ったりできるのだ。
なお、マグカップやステンレスボトルは重さに耐えられないので、ひっかけられない。
次に小型の「フェイスシェイバー」(税込880円)。オリジナルの美容機器はこのほかにも、電動ホットビューラーやヘアアイロン、小型のフェイススチーマーなどがあった。
こちらは電池式(単4)で、専用コームを使えば眉毛の手入れにも使える。
それから「Tシャツ」。通常税込3289円の商品がセールで税込2719円となっていた。
これもただのTシャツではなく、「接触冷感Tシャツ」だ。そんなものまで売っているとは。雑貨屋がおまけで衣類を販売しているわけではなく、ちゃんとしたアパレルブランドとして、商品を手掛けている。
ちなみにこちらはSサイズ。Sの割には着丈が長いので、Mサイズを買わなくてよかった。
それから「ボクサーパンツ」2枚(1枚税込660円)。
以前から私はユニクロのエアリズムを愛用していたのだが、手に取りたくなるようなデザインのものがなくなり飽きていたので、今回購入してみた。デザインはそれほど魅力的ではないけど、これも吸水速乾機能を備えたストレッチ素材を採用しているので、はきごこちに期待できる。
そして最後に「バターチキンカレー」(税込411円)だ。
これはそのまま食べても面白くないので、無印のバターチキンカレーと食べ比べをしてみたいと思う。それについては、また別の記事でお伝えしよう。
というわけで、ラコレはスリコ・無印・ユニクロの良いところを兼ね備えた、新しい形の雑貨店ではないだろうか。まだまだ店舗数は少ないけど、増えていけば他のブランドの脅威になる可能性も否めない。
気になる方はチェックして頂きたい。なお、通販サイトもあるので、近くにお店がないという人はそちらを利用してほしい。
・今回訪問した店舗の情報
店名 ラコレ グランデュオ立川店
住所 東京都立川市柴崎町3-2-1 グランデュオ立川 3F
時間 10:00~20:00
参考リンク:ラコレ
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24