【茅ヶ崎市・寒川町】県立高校再編計画 寒川と西浜 統合へ 新校は2030年度開校
神奈川県教育委員会は9月26日、県立高校の再編計画案を公表し、寒川高校(寒川町一之宮)と茅ケ崎西浜高校(茅ヶ崎市南湖)を、2030年度に統合する方針を明らかにした。
少子化の進行を受けて県が進める県立高校の「適正配置」に向けた取り組みの一環で、この日、県議会文教常任委員会で報告された。
統合後は西浜高校の敷地と施設を活用。各校の資料や物品などの財産は引き継ぎ、保管スペースの確保と整備を行う。
新たに誕生する学校の名称は、29年度中に発表される予定。寒川高校では、28年度以降の生徒募集を行わず、28年度は2・3年生、29年度は3年生のみが在籍する。
寒川町内から高校が無くなることについて、木村俊雄町長は「県から正式な通達がないため、コメントはできない」としている。
西浜高校は1980年に第1期生が入学。各学年9クラス。また、寒川高校は78年創立で、各学年6クラス。(9月30日起稿)