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「呆れて物もいえない!」大将・邦丸がトランプ大統領の金色の銅像に違和感。日本の名優との違いを説く!

文化放送

野村邦丸アナウンサーが大将を務める「くにまる食堂」(文化放送・毎週月~金曜9時~13時)。2月27日(木)の最初のコーナー「ニュース一番出汁」では、邦丸アナとパートナーで俳優の内藤剛志が、トランプ大統領が発表したある構想について、議論を交わした。

野村邦丸アナ「アメリカのトランプ大統領は26日、パレスチナ自治区ガザの所有構想を巡り、ガザの荒廃した街が、リゾート地に変化する映像を自身のソーシャルメディアに投稿しました。『ガザを中東のリビエラにする』と掲げたトランプ大統領の展望の一面の可能性があり、トランプ大統領やイスラエルのネタニヤフ首相とみられる人物がプールサイドでくつろぐ様子が、陽気な音楽とともに紹介されています。一方200万人の移住を伴うトランプ大統領の構想には、アラブ諸国が反発しています。
……リスナーさんの中で、ご覧になった方はいらっしゃいますか、この動画。『呆れて物もいえない』って、最初から私の個人的な感想をいっちゃいましたけど、『中東のリビエラ』に変身したガザの中央部には、あのトランプ大統領の金色の銅像が建てられているということで、これはガザの方々はもちろんですが、怒りっていうか『アホか』って思わずいいたくなっちゃう」

内藤剛志「何なんですかね? 何におなりになりたいんですかねえ。独裁をしたいんですかね?」

邦丸「今、現在色んなところのメディアが報じている中では、例えばもう独裁者っていうと、プーチンさんとトランプさんだっていうようになって、国民のことを本当に考えている、世界のことを考えているっていうより、自分がこうしたい、自分がああなりたいっていう、まさに幼稚な発想がかなりの部分を占めてるんじゃないかと。でもこの動画、ガザ・パレスチナ以外の国々の方にも、今住んでるガザの住民を排除して、『エジプトで引き受けてくれ』、『どこそこで引き受けてくれよ、あとは俺の街を作るから』って言ってるようにしか見えない」

内藤「そうですね。そのトランプさんを選んだのは国の人ですからね」

邦丸「そうです。アメリカ合衆国国民ですからね」

内藤「それはいつも思うんですね。例えば彼がやろうとしていることは強い国を作ろうと。それは何かわかる気がするんですよ。強い国って言っても誰かをどうこうするんじゃなくて強い国でありたい、と。でも、こう見るとやっぱりさっきおっしゃったように幼稚に感じたりするじゃないですか。そんな人を選んでいる国なんだって思うと、残念ですよね」

邦丸「まあ、トランプさんに一票投じた方々には、今生活に困窮している白人層が多いっていうんですよ。そういう人から見ると、綺麗ごとを言ってるハリスよりも現実的なことを言っているトランプに一票投じるっていう気持ちはすごくわかるような気はするんです。それにしてもここまでやるかっていう」

内藤「まわりに止める人がいないんですかね?」

邦丸「いないんでしょうね。いたらだって『金の銅像はやめようよ』って言うと思うんですけどね(笑)」

内藤「日本よりもそういうスタッフがいそうじゃないですか。言葉は悪いけど、例えば脚本家って脚本を書く人っていう意味ですが、ストーリーを作る人がまわりにいるような気がするんです。その人たちも機能不全になっているのかな? って気がちょっとしますよね」

邦丸「話は全然違いますけど、湘南・茅ヶ崎には加山雄三さんの金色の銅像があります。それは作る前から加山さんと一緒に番組をやってて、『金色って、加山さんが言ったんですか?』って聞いたら『冗談で言ったんだよ!』って。『銅像を作ってくれるんだったら、金色にしようよ』っていったら、そのまんま話が進んじゃったらしいんですよ。でも、最終的には茅ケ崎の待ち合わせの目印としては『俺あれをどう使われようがいいから、金色だったら目立つだろう?』って、それを自分自身で言い聞かせてると言ってました」

内藤「でも、加山さんだったらいいなって思いますよ(笑)。だって『冗談でおっしゃったんだろ?』っていうのが、ひとつのストーリーの中に入って来るから。『本気でそう思ってませんよね?』っていうところがちょっとわかるじゃないですか」

邦丸「でもトランプさんはおそらく本気ですよね(笑)」

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