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【全国高校総体①】少林寺拳法 切れやメリハリ磨く 四日市・田中さん

伊賀タウン情報YOU

技を繰り出す田中さん

 今年度の全国高校総合体育大会(インターハイ)「ありがとうを強さに変えて 北部九州総体2024」が、7月27日に開幕する。予選を突破して真夏の大舞台に臨む、伊賀地域各校やゆかりの選手たちに意気込みを聞いた。

【少林寺拳法】7月26日から、佐賀市・SAGAサンライズパークSAGAプラザ

 三重県伊賀市在住で四日市高校(四日市市)3年の田中那奈さん(18)は、少林寺拳法の女子単独演武に3年連続で出場する。6月の東海大会を制した勢いそのままに、三度目の正直で全国制覇を目指す。

田中さん

 小学1年から少林寺拳法三重壬生野道院(伊賀市川東)に通い、霊峰中1年の時に組演舞で全国大会を経験。一昨年のインターハイは予選突破、昨年は決勝に進んで12位と、結果を残してきた。単独演武の県内出場枠は2で、今年の県総体は惜しくも2位だったが、「この悔しさを、インターハイの演武につなげたい」と意気込む。

 単独演武は、1分から1分半の時間内に蹴りや突きなど6つの技を組み合わせた動きを披露して得点を競うが、同点の場合は技術度や表現度が加味される。1人での演武は「いかに相手がいることを想像させるか」が重要だといい、「一つひとつの動きの切れやメリハリをもっと磨き、全国優勝を目指したい」と力を込める。

 高校では硬式テニス部に所属し、「体重移動や力の入れ方など、共通する点や気づきが多かった」と手応えを感じている。入門時から田中さんを指導してきた南出哲男道院長(63)は「性格的に真面目な演武になりがちだが、感情や気合いを表に出せるようになってきた。小1から文武両道でやってきたことはすごいと思う。満足いく演武をしてほしい」と期待を込めた。

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