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「1,500万円貯めた人」が失敗して分かった“ムダな出費が増える”NG節約術

saita

「1,500万円貯めた人」が失敗して分かった“ムダな出費が増える”NG節約術

家計をやりくりするために、日々の節約は必要不可欠です。物価高が続き、より家計のやりくりに力を入れているのは、わが家だけではないはず。しかし、やり方を間違うと逆効果になる場合があります。ここでは、貯金ゼロから1500万円貯めたわたしが、「おすすめしない節約術」についてご紹介します。

おすすめしない1.節約にお金をかける

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節約をするための下準備は、決して悪いことではありません。しかし、そこに手間やコストをかけすぎるのは考えもの。
例えば、貯金箱を買ったり、可愛い家計簿を買ったり。節約関連の書籍を買うのも、正直もったいないと感じます。
自分に合う節約は、やってみないと分からないことが多いです。だからこそ、初期投資はできるだけ抑えるのが一番。
貯金箱は空き瓶でも代用できますし、節約本を買わなくてもネットで情報は集まります。家計簿だって、使っていないノートや無料アプリで十分です。

おすすめしない2.節約に時間をかける

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時間はお金以上に貴重。過ぎたら戻ってきませんし、行動によっては時間でお金を生み出せるからです。
そのためわたしは、時間のかかる「タイパの悪い節約」は極力避けています。
例えば、激安スーパーをはしごしたり、家計簿を細かくきっちりつけたり。下処理に時間のかかる調理やかさまし料理もつくりません。
時短を心がけて、家事にかかる時間を最小限に。その分仕事にかける時間を増やすと、家計にとっては大きくプラスになります。

おすすめしない3.家計を切り詰めすぎる

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節約したての頃にやりがちなのが、過度に切り詰めること。最初はやる気に満ちていても、無理のある節約は長続きしません。
家族に厳しい節約を強制するのもNG。無理をしすぎると、ストレスが爆発してリバウンドの危険大です。
食べたいもの、欲しいものは計画的に購入すれば大丈夫。なんでもかんでも我慢するよりも、きちんと息抜きをすることも大切です。

ゆったりと節約生活を続けよう

「貯金を増やしたい」「出費を抑えたい」という気持ちから、つい気合が入りすぎて“やりすぎ”の節約行動をとってしまうのは、誰しもあること。過去のわたしも、すべて経験済みです。
長年節約を続けてきて思ったのは、ゆるくゆったりと続けること。時間とお金をかけず、無理に頑張らない。これを意識するだけで、マイペースな節約生活を続けられますよ。

三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア

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