甘え上手な犬がよくする行動4選　甘えてくる理由や気持ちに応えてあげる方法まで

10/27(日) 12:00配信

なぜ飼い主に甘えてくる犬が多いの？

犬が飼い主に甘えてくることは珍しくありません。元々犬は社交的で仲間意識の強い動物です。そのため、信頼を置いている飼い主に甘えたりくっついたりすることで、幸福感や充足感を得られるのでしょう。

また、信頼している相手の匂いや体温を感じることで、安心できるという心理も関係しています。安心して休みたいという気持ちから、飼い主に甘えてくっついたり撫でてもらう犬も多いです。

では、甘え上手な犬はどのような行動をよく見せるのでしょうか。ここでは甘え上手な犬がよくする行動を紹介します。皆さんの愛犬は当てはまりますか。

耳をペタンと少し倒した状態で顔を近づけてきたり、じっと見つめてきたりすることはありませんか。これは「頭を撫でてほしいな」という甘えたいサインです。

よりわかりやすく甘えた声を出して見つめてくる犬もいるため、飼い主ならば「甘えているんだな」「撫でてほしいんだな」とすぐに察することができるでしょう。

前足を飼い主の膝や腕に乗せて「かまって！」「僕のことを見て」とアピールする甘え上手な犬も多くいます。前足を飼い主の体に乗せることで、自分に注意を引くことができると理解しているのでしょう。

また、前足を腕にかけるようにぐいぐいと引っ張ってみたり、チョンチョンと突いて「そろそろかまってほしいな」とアピールする犬もいます。

甘え上手な犬は、自分から頭や体を飼い主に擦り付けるようにくっついてくることも少なくありません。明らかに甘えている様子を見せられたら、多くの飼い主は撫でてかまってしまいますよね。

素直でフレンドリーな犬に見られることが多く、自分から甘えることに躊躇を持たない性格の犬がこの行動に出ることが多いです。

甘え上手な犬は、後ろ足で立ち上がり、前足を飼い主の膝の上に乗せて寄りかかったり、立っている飼い主の足に前足をかけて抱きつくようにくっついてくることもあります。まるでお母さんにかまってほしくて甘えている人間の子どものような行動です。

この行動をとる犬は、飼い主の後をついて歩き、甘えるタイミングをうかがっていることも多くあります。あまりにも後追い行動がしつこい場合は、分離不安の可能性も疑われるので注意しましょう。

愛犬が自分から甘えてきたとき、基本的に飼い主は温かく受け入れてあげましょう。頭を撫でてあげたり声をかけてあげたり、体を擦り付けてきたときは体全体をマッサージするように撫でてあげると喜んでくれるでしょう。

また、体力が有り余っている様子ならば、お気に入りのおもちゃを持ってきて一緒に遊んであげるのも愛犬の気持ちを満たしてあげることができます。

ただし、あまりにも「かまって」アピールが多い場合は、飼い主への依存度が過剰に高くなっている可能性があります。分離不安も疑われるので、飼い主の手が空いているときのみ応えるようにし、時にはひとりで時間を過ごすことも覚えさせましょう。

いかがでしたか。甘え上手な犬は、自分から「かまってほしい」とわかりやすくアピールしてくることが多いです。基本的には温かく受け入れ、撫でたり声をかけたり、おもちゃで一緒に遊んだりとコミュニケーションをとってあげましょう。

記事へのご意見最終更新: 10/27(日) 12:00