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第48回「みなさんのモヤモヤにこたえます!」

TBSラジオ

「私たちの未来は、私たちで作る!」
あなたの「困りごと」、「モヤモヤ」、「お悩み」、もしくは、「変えていきたい社会の課題」などを通して、みんなで一緒に「これから」を考えていく番組。

今回はリスナーの方から寄せられたメッセージにできる限りたくさん、3人でこたえました。

私が実践しているささやかなエコは、ペットボトルの飲料をなるべく買わず、お気に入りのタンブラーに白湯(夏は水)を入れて持ち歩くくらい…。

昨年から「サステバ」を聴きながら「何かしなくちゃ…」とモヤモヤしていた私は、先日、使い捨て懐炉のリサイクルをしている団体のことを知り、詳しく調べてみようと思いました。一般社団法人Go Green Japanという団体です。

長い目で見てそれが正解かわからないけれど、私も少しずつ行動したいです。

小泉:Go Green Japanって知らなかったですけど、これはいいかもしれないですね。

大石:うん。

小泉:使い捨てカイロって、「燃えるゴミ?燃えないゴミ?」って…

大石:わかんない。

小泉:それも自治体によって違うんですって。私はあんまり寒がりじゃないので自分で買ったりはしないですけど、撮影現場ってものすごく使うんですよ。

大石:そうかー!

上村:そうですよね。

小泉:今も、私はちょっと先に放送する番組の撮影をしているので、衣装が春っぽい服。

大石・上村:わーーー!

小泉:だから、みんな中にたくさん(カイロを)貼って。

大石:そうなってるんだ!

小泉:すごく使うので、できたらいいなと思うけど。回収されたら、どうなるんですか?

上村:Go Green Japanについて調べたところ、水をきれいにする「水質浄化剤」や植物が育ちやすい土を作る「土壌改良剤」のようなものに加工・製造しているということです。ちなみに、使い捨てカイロの中身は…鉄粉、活性炭、塩、バーミキュライト(鉱物)などでできています。これらの特性活かして、さまざまな方がいろいろな再利用法を提案しています。

小泉:なるほど。

上村:例えば…
・消臭剤として→靴、冷蔵庫、クローゼットに
・凍結防止剤として→玄関前や道路の凍結防止に
・乾燥剤として→カメラや衣類の湿気取りに
このように、工夫すれば環境にもやさしく活用できそうですが、個人でカイロの中身を取り出すのは危険なので、こういった団体に寄付するのがいい気がしますね。

小泉:調べてみると、回収ボックスとかも設置されている場所もありそうなんですよ。だから、私も調べてみたいけど、大量に(使い捨てカイロが)出るから、テレビ局とかに回収ボックスを作ったらいいんじゃないですか?

上村:そうですね。あと、冬のオリンピックとかも、雪山に行くとすごく寒いんですよ。なので、オリンピックの会場とか、冬季スポーツの会場とか。

小泉:そういう場所に設置していたら、たくさんの寄付ができる。土壌改良剤、水質浄化剤とかに使えるならいいですよね。

大石:ちょっとした資源じゃないですか。

小泉:保冷剤って、ちょっと買うとつけてくれたりして、気がつくと冷凍庫の中いっぱいになってたりするじゃないですか。ある日、なんとなく、保冷剤に書いてあることを読んでみたんですね。そうしたら「この保冷剤は消臭剤として使えます」って書いてあったから、それ以来切ってゼリーみたいなのを出して使ってます。

大石:すごい。めっちゃエコじゃないですか。

上村:におい取れるんですか?

小泉:はい!ちゃんとにおいを吸って、どんどんなくなっていくんですよね。

大石:知らなかった!

上村:やってみよう!

大石:あれも「どうやって捨てようかな」って迷っちゃいますもんね。

小泉:そう。そう思って読んだら、書いてあって。

上村:では、続いてのメッセージです。

サラリーマン生活に疲れてくると、ふと「野生に戻りたい」という衝動を抑えられなくなることがあります。休日は手頃な洞窟で野宿をしてみたり、焚き火で野草を炒めて食べたりすることでリフレッシュします。

友人は「お前は変だ」と言うけれど、これは誰でも持っている感情だと思いませんか?私はおかしいですか?

小泉:私、おかしいとは思わないです。気持ちはわかる気がします。

大石:無性に野生に帰りたい時が?

小泉:うーん。なんか、そうだね。裸足で土の上とかを歩くだけでも、そういう気分になったりするじゃないですか。

大石:わかんない…やったことないから。笑

小泉:私、結構裸足派なんですよね。今日も裸足なんですよ。

大石:靴は履いてる…

小泉:靴は履いてるけど。笑
UGGっていうブーツを履いているんですけど、これってサーファーの人が海から上がった時に履くように作られているから、裸足で履くのが一番気持ちいいんですよね。

大石:へぇー!

小泉:だから、このブーツの時は裸足なんです。なんかね、家に帰ってもすぐ靴下も脱いじゃうタイプで。裸足で土の上とか芝生の上を歩くだけで、結構野生みを感じる。本能でそういうものを感じてて、それを発散させたいんですかね?

上村:でも、すごいですよね。洞窟で野宿をしたり…

小泉:野草はちゃんと、気をつけてくださいね、体に悪いものもありますからね。

大石:ちなみに、さえちゃんは野生に戻る時どうするんですか?

上村:家に観葉植物とかお花は置きたいなと思うのと、絶叫系に乗るのが好きなんですよ。ヒュっていう怖さを味わうと、「生きてる」っていう実感が湧くというか…笑

小泉:意外!私、ああいうの全く無理です。怖くて。(えいちゃんは)どうしてるの、野生み。

大石:僕はね、大國魂神社でお気に入りの木があるんですよ。その木に抱きついてます。

小泉:あ、それもいいんだってね!

上村:それ、子どもの頃からですか?大人になってから、自然に戻りたいなってと思って始めたんですか?

大石:一回抱きついてみたら、気持ちが良くてね。冷たくて。夜、よく大國魂神社に行って木に抱きついてますよ。

小泉:みなさん、見かけても不審者じゃないので、そっとしてあげてください。笑

番組後半もメール紹介!


みなさんのモヤモヤにたくさん回答

単身赴任で家族から離れてもう何年経つか。50代後半になり、3年前から群馬の前橋に赴任しました。

ずっと趣味もなく、なんの張り合いもなく過ごしていましたが、群馬には素晴らしい山々があり、登山を始め、今では趣味となって充実した単身赴任ライフとなっています。山に登っていると心が安らぎ、人見知りの私でもすれ違うハイカーさん達とすぐに仲良くなれます。

しかし、少しモヤモヤすることがあります。それは、立ち入り禁止区域に平気で入っていくハイカーさんたちです。何らかの危険があるため立ち入り禁止としているのに、「自己責任で行くので」と言っています。

自己責任って、なんでしょうか?もし、事故や怪我、遭難をしたら痛い思いや辛い思いをするのは自分でしょうが、現場にいる人、救助にあたる人、家族や周囲に心配をかけます。そうならないように表記を出された行政などの方々の思いを、どう思っているのか。

自己責任の「自己」は自分のことだけでなく、周囲に迷惑をかけないことも含まれている気がします。登山に関わらず、自己責任という言葉を解釈違いして便利に使い、周囲に迷惑をかけるようなはた迷惑にならないか。そう思いながら「気をつけてくださいよ」として声をかけられない自分にもモヤモヤしています。

小泉:なるほど。

大石:こういうの、よく遭遇するよね。「自己責任」ね。

小泉:そうですね。でも、ルールはルールだからね。できる限り守った方がいいとは思いますけど。そこで「自分の責任でいくので」って言われちゃうと…。

大石:だって、捜索隊とか出たらとんでもない金額というか。「それ、自分で負担するんですか?」ってことはありますよね。きっと、負担しないというか、そこまで考えてないっていうところがあるんだろうから。

小泉:例えば戦地とかに、自ら行って巻き込まれてしまった、というので国が救助に行くか行かないか、みたいなことで。それで「自己責任で行ったんだから」っていう、逆の、冷たさみたいなものも「自己責任」という言葉で感じることはあります。

大石:そうですね。

小泉:自己責任、どうなんだろう。私ね、大人になって、「自由だな」っていう言葉の意味がわかったような気がした頃があって。自由っていうのは、自分で責任を取れることが自由だな、って思ったんですよね。「誰にも迷惑をかけずに、自分で背負えるほど大人になったんだ」って感じたことがあるので。

大石:なるほど。

小泉:何かがあった時、例えば山に入ってしまって、遭難してしまった時に、「自分で入ったので、すみませんでした」って言えるのか。自分の責任で、自由なのかっていうことを感じます。

上村:でも、どうやって声をかけたらいいと思いますか?この方は「気をつけてください」としか声をかけられない自分にもモヤモヤしているということですけど、難しいですよね。

小泉:そうね。でも、管理事務所とかに、(立ち入り禁止区域に入る)方を見かけましたよって、みんなでいちいち報告しに行くとか。

大石:あとは、看板。駐車違反の看板とかでも、「ここに止めたら○万円取りますよ」とか書いてあると怖くなったりするじゃないですか。

小泉:そう?笑

大石:だから、「ここから入ったら1,000万くらい請求することがありますよ」って具体的に書かれてるとやめておこうと思う人もいるかもしれない。

小泉:もし、救助とか、そういうことになったら、これだけの人に迷惑がかかりますよ、みたいなことがハッキリわかったら減るかな?

大石:ちょっとね。

上村:そうしてもう一通ご紹介します。

17歳の息子のことでメールしました。

息子は3人兄弟の三男で、昨年、高校2年の5月に高校を中退しました。通信高校には行かず、バイトをしながら12月に高卒認定の試験に合格しました。今もバイトをしたり、高校時代の友達と遊んだりしながら過ごしています。周りの友達は高3になり、進路も決まってくると思うのですが、息子はゲームばかりして、全く勉強していません。塾の面談などにも連れていくのですが、いまいちやる気がないようです。

本人の人生なので、あまり口出しせず本人に任せれば良いと思うのですが、親という立場上、いつもモヤモヤしています。なにか良いアドバイスがあれば、お願いします。

小泉:その先の進学とかは考えていないんですかね。どうなんですかね。でも、なんか、すごく自分の意思があるお子さんのような気がするんですよね。中退して、自分でバイトしながら高卒認定。

大石:結構すごいと思うけどな。

小泉:そう!お友達もいるじゃないですか。何の心配もない気がする。自然と、お友達が進学していくとまた何かを考えて、自分のペースで人生を進みたいタイプなのかもしれない。悪いお友達じゃなければね。笑

上村:そうですね。

小泉:ゲームとかも、人生って、無駄になることが一つもないと思うから。「ゲームをやっていたおかげでこういう仕事にたどり着いた」とか。何がどうなるか、わからないから。私はこういう17歳の男の子をすごくたくましく感じます。

大石:余裕があるじゃないですか。

小泉:うん。自分で考えてる。

上村:高卒認定の試験に合格するくらい、なにか動き出してはいると思うので。親から見ると「もうちょっと頑張って」と思っちゃうかもしれないですけど、「何か相談したいこととか、やりたいことが決まったら応援するから教えてね」くらいでいいかもしれないですね。

小泉:多分、すごく魅力的な子だと思います。ピンボールみたいに、いろいろなところに飛んで行って、絶対にちゃんとどこかにたどり着くから。なので、やさしく見守って、美味しいものを作って、体が健康でいられるように。お母さん、頑張ってください!

(TBSラジオ『サステバ』より抜粋)

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