ミニボート沈没し海中転落 上越市の直江津港で男性2人救助
上越海上保安署によると2024年7月20日午後0時10分頃、新潟県上越市の直江津港内で、釣りをしていたいずれも群馬県高崎市の男性(70)とその息子(37)が乗るミニボートが浸水、沈没した。2人は海に投げ出されたが、同署と消防に救助され、けがはなかった。
《画像:2人が乗っていたミニボート(上越海上保安署提供)》
同署によると、2人は同日午前6時頃に黒井浜を出航し、釣りをして浜へ戻っていたところ、急に風が強くなり、第三東防波堤近くの海上で高波が船内に入り次第に沈没状態となった。救命胴衣を着ていた2人は、118番通報で救助を要請。駆けつけた海保と消防が午後0時55分、浮き輪を投げ込んで2人を防波堤に引き上げ救助した。
ミニボートはFRP製の2馬力船外機付きで、全長2m、幅約1.1m。救助当時の気象は晴れ、西の風約10m、波0.5m、うねりなし、海水温26度だった。
ボート沈没位置付近