【吹雪・大雪に注意】北海道の天気予報 道北でも雪の量が多くなる/2025年2月5日更新
北海道のあす2月6日(木)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
あす2月6日の雪
荒れた天気の原因は、低気圧です。あす6日の午前9時の予想天気図を見ると、北海道の北に低気圧が進み、北海道付近は西風が強まります。
日本海側や太平洋側西部では吹雪や大雪に注意・警戒が必要です。
6日午後6時までの24時間に降る雪の量です。紫色の30センチ前後のエリアが、後志や道南の山沿い、日高地方の山沿いです。
そして道北でも雪の量が多くなるのがポイントです。後志や留萌地方、上川北部など日本海側の多いところで50センチです。湿った大雪による交通障害や車の立往生に引き続き注意して下さい。
2月6日の北海道の天気と気温
6日の天気と気温です。
日本海側や道南方面は雪が降り、ふぶきますが、道東方面は晴れ間が出ます。気温は高めで、日中は広くプラスです。落雪や路面状況の変化に注意して下さい。
紋別の沖合には流氷があります。4日時点の情報によると、宗谷岬から雄武町の沖合い10キロから20キロにあるそうです。
週末になると少しずつ南下してきそうです。
では、6日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
札幌は早朝、雪が強まります。後志や渡島半島は断続的に雪が降り、江差はふぶくでしょう。
きょう5日に、この冬一番の雪となった苫小牧では、ツルツル路面に注意して下さい。
道北・空知です。
午前を中心に雪や風が強まります。名寄や旭川、留萌などでは10~20センチの雪が降り、深川や滝川では20~30センチの大雪のおそれがあります。
道東・オホーツク海側です。
広く晴れて、日中はプラスの気温です。大雪になった道東は引き続き屋根からの落雪に注意して下さい。道北の枝幸では10センチくらいの雪が降るでしょう。
2月6日からの北海道の週間天気予報
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
金曜も道北で大雪に、土曜日はオホーツク海側、土曜の午後から日曜は札幌周辺でまとまった雪になるでしょう。気温は高めですが、雪像がとけるほどの極端な高温にはなりません。
つづいて、太平洋側です。
道南は金曜日以降は雪や風が弱まるでしょう。道東は晴れる日が多いですが、積もった雪が緩んで車のタイヤがはまりやすくなります。スコップなどを積んでおきましょう。
2月6日の札幌の朝昼晩の天気
6日の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
路面状況が変わりやすくなりそうですね。
朝には雪が弱まり、日中は割合穏やかですが、路面はガタガタ、ツルツルに凍るおそれがあります。気温は0度くらいで極端な寒さはないでしょう。
雪の情報は、HBCのホームページの「もんすけ雪かき予報」でもご紹介しています。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※5日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU