かさばる「衣類」はそのまま入れない。コンパクトに収納する“簡単パッキング術”「大きさが全然違う…!」
衣替えでしまっておく季節外れの服や、旅行時にバッグに入れて持ち運ぶ服は、なるべくコンパクトに収納したいですよね。今回は、ポリ袋・ゴミ袋の開発メーカーである「日本サニパック株式会社」さんに、”衣類をコンパクトに収納するパッキング方法”を教えていただきました。
教えてくれたのは……日本サニパック株式会社さん
日本サニパック株式会社の創業は1970年。業界では数少ない自社工場による一貫した生産体制を構築。インドネシアのバタム島に工場をもち、日本品質の徹底した管理のもと、高品質な製品を安定的に供給している。ポリ袋・ゴミ袋の開発メーカーとして、用途や利用シーンから最適な製品を選べるよう、常に消費者の視点に立ったものづくりを行っている。
場所を取る衣類をスッキリ収納したい!
シーズンオフによって、着なくなった衣類。来シーズンのために大切に保管しなければならないものですが、保管しているだけでかなり場所を取りますよね。
そんな衣類をもっとコンパクトに収納したい! というときは、フリーザーバッグを簡易的な圧縮袋として活用するのがおすすめなのだそう。
この方法は、山登りや旅行などで肌寒くなった時のためにリュックに入れておきたい衣類の収納にも有効な方法です。
今回はフリーザーバッグの大サイズを使って、衣類をコンパクトに収納する方法を教えていただきます。
衣類をコンパクトにまとめる方法
使用するのはフリーザーバッグ。フリーザーバッグはWジッパーで密封性が高く、さらに厚さもあり丈夫なのが特長。
食材を冷凍保存する際に使うポリ袋ですが、小物や衣類の収納・仕分けなどにも活用できます。
「衣替え」の衣類の収納
1.収納したいものをフリーザーバッグに入るくらいの幅にたたみます。
2.たたんだ状態でフリーザーバッグに入れます。
※ジッパーの内側に収まらない大きなサイズのアウターには使用できません。
3.手や足で圧力を加えながら空気を押し出して、ジッパーを8分目くらいまで閉じていきます。
ジッパーの色が、黄色と青のラインが重なって緑色になっていれば閉じているサインです。
ダウンなどの空気が入りやすい衣類は、くるくると巻いていくとしっかり空気が抜けます。
4.空気を限界まで抜いてジッパーの端をしっかり閉じます。力をかけすぎてフリーザーバッグが破れないように注意しましょう。
衣類を洗濯してすぐは湿気を含んでいるため、よく乾かしてから保管するようにしましょう。フリーザーバッグに除湿剤を一緒に入れるとカビが生えにくいので安心です。
フリーザーバッグは袋が透明で中身がひと目で確認しやすくメモ欄もあるため、管理がしやすいのも嬉しいポイント。
衣装ケースや大きなバッグにダウンやフリースをしまう場合は、普通にたたむよりもフリーザーバッグに入れてからしまったほうが断然コンパクトになります!
※専用の圧縮袋ではないため、真空状態にはならず空気は徐々に入っていきます。
「山登りや旅行」の衣類の収納
フリーザ―バッグを使ったパッキングは、山登りや旅行に出かける時のかさばる荷物をコンパクトにたくさん詰めたいときにも便利です。
出先で肌寒くなったときのために、防寒具をコンパクトにしてリュックに入れておくと安心ですね。
収納したあとに巻物のようにくるくると丸めてガムテープなどで留めるとリュックの中にうまく収まり、取り出しやすくなりますよ。
試してみた結果は…?
フリーザ―バッグでパッキングすることによって、夏服でもここまでコンパクトになりました!
冬服ならこんなに小さくなります!
保管する洋服がコンパクトに収まれば、空いた収納スペースを有効活用できますね。
ぜひ家にあるフリーザーバッグを圧縮袋として使ってみてくださいね。
鈴木杏/ライター