くつろぎと癒やしを求めて~市川大野・鎌ケ谷周辺のカフェ3選【市川市・鎌ケ谷市】
4月、新生活の時期。
少し疲れを感じたら、緊張を緩めにカフェでホッと一息ついてはいかがでしょう?
8代葵カフェ「一杯の珈琲で世界中のお客様の笑顔をつくる」
市川市霊園の近く、ガナーズ通り沿いにある「8代葵カフェ」市川店は2018年7月にオープン。
茨城県発祥の外食チェーン、ばんどう太郎グループが展開するカフェです(名前の由来も茨城にちなんで「葵の御紋」から、とのこと)。
そんな「8代葵カフェ」のコンセプトは「一杯の珈琲で世界中のお客様の笑顔をつくる」。
コーヒーへのこだわりを店長の竹内さんに伺いました。
「一番人気は『葵ブレンド』(税込495円)です。特徴はスッキリ感が強く、苦みと酸味が控えめで飲みやすいこと。ブラジル、コロンビア、ペルー、インドネシア産の豆それぞれの特徴を最大限に生かしています」。
焙煎後の豆をブレンドするアフターミックスという製法で、味に深みを出しているそうです。
さらにコーヒーを極めたい方には、時間をかけてハンドドリップでいれるプレミアム珈琲(税込660円)、スペシャリティコーヒー(税込649円)も。
プレミアムコーヒーのブレンド内容は企業内でも一部の人にしか知らされていない秘密の配合だそうです。
8代葵カフェはドリンク以外にデザートや食事メニューも充実。
店長おすすめの葵パンケーキ(税込968円)は、オーダーを取ってからメレンゲを泡立てて生地を作るというこだわりのスフレパンケーキです。
提供まで15~20分かかりますが、食べて納得。
中はトロっとするくらいの火の入りで、口の中でとろける食感が病みつきに。
パンケーキは葵パンケーキ以外にチョコバナナ、ハワイアンフルーツ、シーズン限定ものの4種類を用意しています。
40~50代女性のファンが多い同店ですが、ファミリー層や男性など幅広い方に向けてバラエティー豊かな品ぞろえ。
プレート料理をはじめ、食事メニューも豊富です。外食したいとき、ファミリーレストランのように気軽に利用するのも〇。
天気の良い日は2階席からスカイツリーも見えるそうです。
近くにはレッサーパンダやコツメカワウソなど人気者が集まる市川市動物園もあるので、お子さんが遊び疲れたら、帰りにここで一休みするのもいいかもしれませんね。
店名/8代葵カフェ市川店
住所/千葉県市川市大野町4-2460-1
営業時間/午前7時〜午後8時(ラストオーダー午後7時30分)
定休日/なし
駐車場/有(39台)
アクセス/JR武蔵野線市川大野駅から1610m
備考/2階席は要予約
電話番号/047-339-1010
HP/http://bandotaro.co.jp/search/457-2/
カフェ&アトリエ赤毛のアン~物語に登場する「いちご水」も味わえる
市川大野の住宅街の中に突然姿を現した重厚な西洋風の館。
カフェ&アトリエ赤毛のアンは、喫茶店部門では日本で初めてカナダからライセンスを取得した『赤毛のアン』の公式カフェです。
『赤毛のアン』は、カナダの作家L・M・モンゴメリによる人気小説。
日本でもアニメ化され、本の好きな女の子なら一度は読んだことのある名作です。
ここはオーナーの野中さんの自宅であり、アトリエでもあります。
野中さんは27歳の頃からポーセリングペインティングという陶器の絵付けを手掛けており、「いつか自分の手描きの器でお茶を出すカフェを開きたい」という夢を持っていました。
2017年、縁あって幼いころから好きだった『赤毛のアン』のカフェを開くことになったのを機に、独立して自宅で教室を始めることに。
火~木曜はアトリエで絵付け教室、金~月曜はカフェとして営業しています。
メニューには、「アンの大失敗」「輝く湖水」など、ファンなら思わず微笑んでしまうような、作品中の印象的なエピソードにちなんだ名前がたくさん。
こちらもその一つ、「ダイアナのサンドしないサンドイッチ」(税込1000円)。
料理が少し苦手な、アンの大親友ダイアナの唯一の得意料理として物語中に登場します。
こちらのカフェの料理の特徴は、ジャガイモを多く使うこと。
物語の舞台であるカナダのプリンスエドワード島ではジャガイモがよく食べられており、調理法から味付けまで大変バラエティー豊かなのだそうです。
一方、原作者モンゴメリは「小説家にならなければ料理研究家になっていた」と語るほどの料理好き。
多くの料理本出しているため、その中のレシピを現代風にアレンジして再現したメニューも取り入れています。
あの「いちご水」も再現されていました!
「いちご水」は原作ではラズベリーコーディアルという飲み物で、いわゆるイチゴ(ストロベリー)だけではなく、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリーなど数種類のベリー類がミックスされたドリンクです。
爽やかな酸味が広がり、すっきりと飲みやすい味でした。
『赤毛のアン』のコアなファンは北は北海道から南は宮古島まで、全国から足を運びます。
2024年11月はモンゴメリ生誕150周年ということで「赤毛のアンがますます盛り上がるといいですね」と野中さん。
四季折々の花が美しい庭もカフェの見どころの一つ。
昨年初めて「市川市景観賞」を受賞して「お庭を見たい」という問い合わせが増えたため、今年5月は特別に、3日から31日まで(火・水・木曜も含めて)毎日営業するとのこと。
ちょうど春バラが見ごろの季節。
市川市のイベント「いちかわオープンガーデン」期間中(5月3日~11日)は、カフェを利用せずにお庭だけを見ることも可能です。
店名/アトリエ&カフェ 赤毛のアン
住所/千葉県市川市大野町3-1940
営業時間/午前10時〜午後5時
定休日/火・水・木曜
駐車場/有(14台)
アクセス/JR武蔵野線市川大野駅から徒歩7分
備考/カフェはHPか電話で要予約
電話番号/047-320-7287
HP/https://www.anne-cafe.com/
くろさわ珈琲店 北海道富良野で愛されるスイーツを鎌ケ谷市で
くろさわ珈琲店は北海道グルメやバウムクーヘンが楽しめるカフェ。
北海道富良野にあるバウムクーヘンの名店「ハウス フォン フラウ クロサワ(Haus Von Frau Kurosawa)」の姉妹ブランドとして、2023年秋にオープンしました。
ハウス フォン フラウ クロサワの看板商品のクリスピーバウムクーヘンは、切り株のようなフォルムが特徴の、同店発祥のオリジナル商品。
同商品は通販でも購入できますが、店頭で手に入るのは北海道にある3店舗(富良野・札幌・旭川)と、…なんとここ、千葉県鎌ケ谷市にある「くろさわ珈琲店」だけ。
カフェのメニューにも、バウムクーヘンを生かしたスイーツが並びます。
スイーツの材料には富良野のご当地牛乳である「ふらの牛乳」が使われています。
「ふらの牛乳」は、時間をかけて低温殺菌することで牛乳本来の風味が生かされた濃厚な牛乳。
バウムクーヘンやソフトクリームなどの、おいしさのベースとなっています。
提供されるコーヒーも富良野由来。
ハウス フォン フラウ クロサワと関係の深いコーヒー焙煎所、kanekocoffeebeans(北海道空知郡上富良野町)で焙煎された豆を使用しています。
中でも「くろさわオリジナルブレンド」は、同店のバウムクーヘンとの相性を考えた上で生み出された特別なブレンド。
他に、「富良野フルーティーブレンド」「北海道リッチブレンド」と計3種類のブレンドがあり、いずれもクリスピーバウムクーヘンが付いてきます。
北海道尽くしはスイーツ、ドリンクだけでなく食事メニューにも反映されています。
ふらの和牛とかみふらのポークを使用したハンバーガーは、お肉の旨味と食感がじっくり味わえる一品。
他にもスープカレーやザンギ、えび丼などの北海道グルメが充実していて、ランチにもおすすめのお店です。
鎌ケ谷にいながら北海道グルメを味わえるお店です。
店名/くろさわ珈琲店
住所/千葉県鎌ケ谷市東道野辺5-8-27
営業時間/午前9時~午後6時30分(ラストオーダー午後6時)
定休日/なし
駐車場/有(800台)
アクセス/新京成鎌ヶ谷大仏駅から1213m
話番号/047-401-5465
インスタグラム/kurosawacoffee2023