寿司店の〝廃止された回転レーン〟表す言葉に1.1万人納得 タッチパネル注文はまさに「デマンドバス」
乗客減少や新ルート開拓などによって起こる、鉄道路線の廃線。皆さんの中にも、日本各地にある「廃線跡」の探訪を趣味としている人がいるに違いない。
そんな中、予想外の場所で「廃線跡」を観察する人が、X上で注目されている。
2025年3月29日、新潟県在住の会社員で、鉄道と社会の関係を論じる試みとしての同人誌『鉄道評論』の発行なども行うユーザー、「図書室のyasu」(@Library_Yasu)さんが投稿したのは、どこかの飲食店の店内を写した写真だ。
カウンターの中には板前さんらしき人たちがいるし、テーブルにはお湯が出てくる蛇口もある。どうやら寿司店のようだ。
こんな所に来ても廃線なんて観察できないとおもうが......どういうこと?
その答えについて、yasuさんはこう呟いている。
「廃線跡を歩く(回転レーンが廃止された寿司屋編)」
そういう意味かい! それはたしかに、回転寿司店でなければ見られない「廃線跡」だろう。
Jタウンネット記者は1日、注目を集めた投稿について、yasuさんに話を聞いた。
「現実の鉄道にも即している」
yasuさんが寿司屋の「廃線跡」を撮影したのは29日の20時ごろのこと。友人と一緒に夕食をとるために訪れたところ、発見したものだ。
もともと鉄道好きなこともあって、以前からよく回転寿司のレーンを線路に見立てていたというyasuさん。そのため、廃止されたレーンを見た時もすぐに「廃線跡」を連想したそうだ。
「回転レーンが廃されてタッチパネル注文になったことは、まさに鉄道が廃止されてデマンドバス(予約制バス)などに置き換わったようなことで、現実の鉄道にも即していることだなと思いました」(yasuさん)
予想外の場所ではありつつも、本当の廃線跡とどこか共通点もありそうな「旧寿司レーン線」。X上では1万1000件以上のいいね(2日夕時点)のほか、
「謎のトンネル跡(厨房が覗ける)が最大の遺構とか...」 「相次ぐ〝列車妨害〟が社会問題化して〝便数〟削減、〝特急〟導入の一方〝陸送〟で直接届ける事業者も増加、コロナ禍で路線自体消滅の場合も」 「熱湯地下鉄においてはそのまま運ぶ方が効率的とされ、現在は地下鉄のみが残っている」 「そのうち〝新幹線〟の廃線跡も誕生しそうですね」
といった、鉄道になぞらえたユニークな声が複数寄せられている。
こうした反響に対し、yasuさんは
「冗談のつもりでツイートしたところ、同じように思っていた人がたくさんいて面白いと思いました」
とコメントした。