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レンタルボート初釣行はスタッフの手厚いフォローに感激【沼津シースタイル】

TSURINEWS

レンタルボートでキャッチ(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

昨年「ヤマハマリンクラブ・シースタイル」に入会。何度か天候不良で中止になったものの、遂に2月24日(土)に「ヤマハマリーナ沼津」から本格的なプレジャーボートでの釣りデビューを果たすことができた。至れり尽くせりの施設やボートと親切なスタッフに大感激だったのでリポートしたい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

釣行背景

子供時代の憧れの一つとしてプレジャーボートでの釣りが挙げられる。

昨年11月、念願の「ヤマハマリンクラブ・シースタイル」に入会してから、何度か予約を入れたものの、いずれも天候に恵まれなかった。

しかし遂に2月24日(土)にレンタルボート「AS-21WB マヒマヒ」で出船が確定!前半は冬のターゲットとして人気の高いアマダイを中心とした五目狙いで、後半はロックフィッシュでお土産確保を狙う計画をたてた。今年はアマダイ、特にシロアマダイの当たり年のようなので楽しみだ。

「ヤマハマリンクラブ・シースタイル」とは

「ヤマハマリンクラブ・シースタイル」は会員制のレンタルボートのシステムで、入会金と月会費、当日のボートの利用料金などで全国にあるホームマリーナを利用してボートフィッシングを楽しむことができる。

今回筆者がお世話になった「ヤマハマリーナ沼津」は全国に3か所あるヤマハ直営マリーナの1つで、施設利用料金を支払うことでコーヒーなどのソフトドリンクやクーラーに入れる氷のサービスを受けることができる。

ヤマハマリーナ沼津(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

また釣った魚をさばくスペースやシャワールーム、ロッカーなどがあるのも有り難い。敷地にはカートがあるので、重い荷物があっても運ぶのに困ることはない。レンタルボートは5種類あり、人数や行きたいポイントでチョイスすることもできる。ボートにはバケツやロッドキーパー、タモなども置いてあり無料で借りることができ、トイレやイケス・GPS・魚探も備え付けなのが心強い。

レンタルボート(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

しかし何よりスタッフが皆親切なことを特筆しておきたい。詳細については是非HPを参照されたい。

現地に早めに到着

当日は、当マリーナを初めて利用する方が必ず受講しなくてはならないという、安全レクチャーを8時30分に予約しておいたが、タックルの準備などを先に済ませておきたかったので現地には7時15分に到着。

富士山を望む(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

当日の天気は晴れ。前日・翌日ともに雨だったので奇跡的だった。のんびりとタックルの準備に取り掛かかることにした。

当日のタックル※エサはオキアミ(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

安全講習

時間になったので施設2階の受付けに向かう。すると、昨年入会の申し込みの手続きを一緒にしてくれたスタッフの髙田さんが安全レクチャーをしてくれるようで、2人でボートへと向かった。まずは今回使用するボートの傷の有無をチェック。その後航行禁止エリアの説明を受けてボートに乗り込み、まずはエンジンの付け方や操船の仕方などを髙田さんが実演。

一通り教わった後、今度は筆者が操船して離岸・着岸の練習を数回行ない講習は終了となった。ちなみにロープワークも親切に教えていただくことができて安心した。

いざ出航!

タックルをボートに乗せ、船に積んであるロッドキーパーを借りてセッティング。準備も整ったのでクラブハウスに無線で離岸の連絡を入れていざ出船。

ボートで出港!(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

髙田さんお勧めのアマダイのポイントである「大久保の鼻」を目指してボートを走らせた。

レクチャー開始

ポイントに到着。水深は60m位のところで、妻にアマダイの釣り方のレクチャーを行った。エサはオキアミを使用。

「オモリ着底後、砂煙を起こすように数回小突いてからタナ1m(潮の状況によってタナは変える)でアタリを待つ。アタリが無ければゆっくり1m位聞き上げてアタリを待つ。アタリが無ければゆっくり先程のタナまで仕掛けを降ろして待つ。

それでもアタリがなければ、底ダチを取り直して一連の動作を繰り返す。マメなタナ取りが重要。」と説明。60号のオモリでは底ダチが取れなかったので、妻は80号にチェンジ、筆者は60号に30号の小田原型オモリを追加してみることにした。

船長大忙し

魚探を覗くと水深は30m程度。岸壁に近づいてきたので一旦ボートを移動しようと思った矢先、妻にヒット。電動リールでゆっくり巻いてくると、引きは強いが上がってきたのはベラ。

ベラをキャッチ(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

しかしプレジャーボートでのデビュー戦で、初めての釣果に筆者も妻も大興奮だった。釣れればなんでも嬉しい!

その後もボートを深場に移動して流すが、あっという間に岸壁近くまで流されてしまうので何度も流し替え。筆者は自分の釣りの他に妻の手助けやボートの操船と大忙しだ。ラインがボートの下に流されてしまうのでオモリを底から切らずに自然に仕掛けが浮いてくるのを待っていると待望のアタリが到来。水深は岸壁近くの35mで今度も何か怪しい……。「またベラか!?」と思っていたら釣れたのはカサゴ。

カサゴをゲット(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

本当は後半にお土産として釣りたかった魚だが、これまた2人とも大喜びだった。

すぐにアマダイが好む砂地のポイントから外れてしまうので、ボートを白灯付近まで走らせそこから大久保の鼻方面へと大きく流すことにした。

白灯からの流し釣り

数投目、水深は43mの砂地のポイントで、筆者はタナを取り直した直後にヒット!引きは強く、何が釣れるのか楽しみに思いながら電動リールを巻いていると、いきなり竿からリールが外れた……。竿に付け直そうと試みるができない。仕方がないので、必死に掌で竿にリールを押さえつけたまま巻き続けると水面に姿を現したのはイトヨリ。

イトヨリ手中(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

アマダイではなかったが大満足。アマダイと同じポイントを好む魚だけに期待が高まってきた。しかし時刻も13時を過ぎたので、ターゲットをお土産狙いのロックフィッシュに切り替えようと思い妻に打診すると、彼女は「シロアマダイが釣りたい」とのこと。

後半狙う予定のカサゴは釣れたことだし、結局このままアマダイを狙うことにした。

我入道へポイント移動

13時40分頃、我入道へと大きくポイントを移動することを決断。普段手漕ぎボート等で釣りをしているホームグラウンドなので自信があるポイントだ。

我入道のポイント(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

早速水深45m位の砂地のポイントで開始。しばらくすると妻の様子がおかしい……。どうやらボートのプロペラにラインを絡めてしまったようだ。クラブハウスに電話してラインを切断した。彼女はその後も手前マツリを連発して戦意喪失で終了。残り時間も僅かになり筆者は「これで最後にする」と言って仕掛けを投入すると今度もタナを取り直した直後にヒット。確かな手ごたえに「メークドラマか!?」とニヤニヤと魚が浮いてくるのを2人で待っていたが、上がってきたのは仕掛けのみ。バラシ……。14時40分に納竿にした。

当日の釣果

筆者:イトヨリダイ1匹(28cm)、カサゴ1匹(18cm)
妻:ベラ1匹(20cm)

無線で帰港の連絡

クラブハウスに無線で連絡して給油桟橋に着岸。

妻は桟橋に渡る時にロッドキーパーのクランプを蹴り落としてしまい、クランプは海底へ。水深があることから髙田さんが長いタモで取ろうとしても小さいので掬えず……。

カメラがない!

車に戻り首に吊るしているカメラを仕舞おうと思った瞬間、頭が真っ白になった。ストラップにカメラが付いていない!クランプのように桟橋とボートの間に落としたのではないかと、桟橋に戻り水中を覗いても見つからず……。ボートに戻りイケスの中も含めた船内を探したり、敷地に落ちていないかとありとあらゆる場所を探したが見つからず。

そのことを釣りの後、船体の傷の確認を一緒にしたスタッフの屋さんに報告。最後にもう一度海に落ちていないか探しに行くと、屋さんが桟橋付近にいた髙田さんに報告してくれていた。心配した髙田さんが海を覗くと、なんとすぐに「ある!ある!」とタモを手にして「クランプより大きいから取れるかも」と言って掬い取ってくれた!

掬い取ったカメラ(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

何度か同じ場所を妻と2人で覗いたが全く見つからなかっただけに、髙田さんの目の良さに凄く驚いたのと、まるで自分のことのように心配してくれたお二方には感謝の気持ちで一杯となった。ちなみに水深5m位?の所に30分近く沈んでいた訳だがカメラ、データ共に無事で、信頼できる物を購入しておいて良かったとつくづく感じた。

アフターフィッシング

当日は、クラブハウスで仕出し弁当(600円)を注文しておいた。妻の実家に帰ってから夜食べたが、評判通り、味・ボリュームともに大満足。

仕出し弁当(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

また当日は、釣ったイトヨリも刺身で食べたが、絶品だった。

イトヨリの刺身(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

まとめ

敷居が高いと思っていたプレジャーボートでの釣りだったが、親切なご指導のお陰で無事にデビューを果たすことができ、大満足な一日を過ごすことができた!

当日お世話になった「ヤマハマリーナ沼津」のスタッフの方々には改めて感謝申し上げたい。これからもいろいろなターゲットを狙っていきたいと考えている。

<藤倉聡/TSURINEWSライター>

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