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青空に「真っ白い道」!IMP.佐藤 新くんが北海道・稚内で2年かけて作られた絶景スポットへ

Sitakke

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HBC テレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」。
北海道のさまざまな話題をご紹介している「今日ドキッ!」から、選りすぐりの情報をお届けします。

「ベタな旅人トラベター」稚内・後編

北海道のベタな観光スポットを巡る、「ベタな旅人トラベター」
旅をするのは…

新くん:「こんにちは!IMP.の佐藤新です」

今をときめく、7人組グループIMP.で、センターを務める佐藤 新くん!

トラベター案内役のベタトラと一緒にベタなスポットを紹介していきます。
今回の旅の舞台は…前回に引き続き、日本最北端の稚内!

特徴的な凸凹がある稚内のベタな観光スポット

新くん:「壮観だな…ちょっと言葉を失いますね、これは。ここにいるだけで心穏やかになりますね」

稚内のベタな観光スポット「宗谷丘陵」
別名「風車の道」とも呼ばれているんだ!
稚内は、日本海とオホーツク海に挟まれていて、1年中強い海風に恵まれていているんだよ。

その風力発電の規模は全国トップクラスなんだって!

新くん:「美しいです、凸凹すらも」

特徴的な凸凹は、約1万年前まで続いた氷河期の地盤の凍結と融解の繰り返しで、ゆっくり動くことによりできた地形なんだ!

稚内のベタなソウルフード“チャーメン”

稚内のベタなグルメを堪能するために、JR稚内駅方面へ移動するぞ~。

やってきたのは、稚内中央商店街の中にある「ラーメン大王・本店」。

松尾アナ:「ここで食べられるのは稚内市民のソウルフード、“チャーメン”です」
新くん:「なんのチャーだ?“チャーハン”のチャーなのか、“チャーシュー”のチャーなのか?」

新くん:「えっ!うまそう!あんかけ?あんかけそば?」

見た目は“あんかけ焼きそば”にそっくりだけど…
これは稚内のソウルフード“チャーメン” 。

市内では約13店舗が提供しているほど町民にとって「ベタなグルメ」なんだぞ~。
あんかけ焼きそばと見た目はそっくりだけど、「ある工程」が差を生み出しているんだ。

新くん:「うんっま!あんかけうんっま!麺がすごいサクサク感もあって、あんかけとの相性抜群だ」

新君の言う通り!秘密は麺にあるんだ。

あんかけ焼きそばは、蒸した中華麺を炒めているのに対し、チャーメンは茹でた麺を炒めている、“あんかけ焼きラーメン”なんだ。
ゆでることによって麺の水分量が上がり、もちもち感が増すんだって。
お店によって味付けは様々。

こちらのお店では、スープは鶏ガラをベースに利尻昆布、煮干し、数種類の野菜を煮込んで作っているんだよ。

松尾アナ:「なんで“チャーメン”ってできたんですか?」
店主:「諸説はあるんですが、最初はまかない料理だったという話も聞いたことがあります」
新くん:「まかないで出てくるのやばっ!」

チャーメンの発祥は、今から30年ほど前に閉店した稚内の中華料理店「香蘭」だといわれているんだ。
ここで出されていたまかない料理が、チャーメンの原型だとされているんだって。

【ラーメン大王本店】

住所:北海道稚内市中央3丁目

2年もかかって作られた稚内の映えスポット!

つぎは絶景スポットへ!
稚内駅から35キロ移動するぞ~!

新くん:「すげぇ~!」
松尾アナ:「“白い道”にやってきました」
新くん:「まさにですね」
松尾アナ:「これ3キロ続いてます」
新くん:「3キロ!」

風車の道の終わりから、宗谷公園まで約3キロ続く真っ白な道。
実は、人の手で作られているんだ。

松尾アナ:「稚内でよくとれるあるモノで作られているんですけれども」

新くん:「ホタテっぽく見える」
松尾アナ:「正解です!」
新くん:「当たりました?やったー!」

この道は「ホタテの貝殻」で作られているんだ。
昨年の稚内のホタテの水揚げ量は道内5位の3万7千トン!
産業廃棄物として捨てられることが多かったホタテの貝殻の活用方法を考えていたんだ。

そこで、風車の道から宗谷湾に抜ける市道にホタテの貝殻を敷いて、より“映える場所”にしたんだ。
2年がかりで白い道を完成させたんだよ。

松尾アナ:「レアなグルメを堪能していただきたいと思います。日本最北のブランド牛、宗谷黒牛です」
新くん:「最高です。字面だけでおいしいもん。食べたいです」

しかーし!タダでは食べられないのがトラベター!
日本最北のブランド牛、宗谷黒牛をかけてあるミッションにチャレンジ!!

松尾アナ:「この白い道の補修作業を手伝ってほしいんです。」
新くん:「補修作業?」

白い道はホタテの貝殻を市役所の職員さんや専門の業者が人力で敷いているんだ。
定期的に見回りをして、凸凹になった部分を平らにする作業をしているんだって。

布目さん:「雨とかで貝殻が流れちゃうようなときがあるんです。人力で穴を埋めるっていう作業をしています」
新くん:「人の手で…ああ~これ大変だ…」
布目さん:「大体4〜5人とかでやっていますね」
松尾アナ:「今日はその4~5人でやる作業を佐藤さんおひとりで」

新くん:「はい。肉のためならね!」

新くんには3つの穴の補修作業を担当してもらうぞ~。

布目さん:「こちらの穴を埋めていただく形で」
新くん:「これも雨でえぐれた?」

1つの穴につき、使用する袋は2袋ほど。
貝殻が入った袋の重さは?

新くん:「見た感じ10キロくらいですよね?」
布目さん:「まず持ってもらって…」

新くん:「大きさ的にはねよく見る感じ…」

松尾アナ:「佐藤さん楽勝ですよね?」
新くん:「ヒィ…たぶん30キロくらいありますよね」
布目さん:「そうですね」
松尾アナ:「20㎝くらいあげられていますよ」

新くん:「ちょっとファンの方あんま見ないでくれ…」

あまりの重さにへこむ新くん…
ホタテの貝殻が入った袋は1つ約30キロ!

布目さん:「ここに1回置いて、倒して流し込む感じで大丈夫です」
新くん:「よいしょっ!!!」

松尾アナ:「ぎっしり詰まっていたんですね、これ全部貝殻ですか?全部ホタテ?」
布目さん:「最初は全部濡れていて茶色になっていますが、時間がたって乾燥してきたら同じように白くなっていくので」
新くん:「ぬれているんだ。どおりで重いわけだ…」
布目さん:「ある程度均等になるようにならしてもらって。貝殻とかあったら砕いたりして…」

新くん:「原型そのままのやつもあるんですね」
松尾アナ:「ダンスやっている人のステップですね」

流し込んだ貝殻を華麗なステップで踏み固めたら…

新くん:「すげぇ~!これ最高だな。ここ自転車で一気に下りたいです」
布目さん:「危ないですね」
新くん:「冷静な突っ込みありがとうございます」

新くん:「うれしいかも、自分が修繕したところが名所の一部になってるのが。ちょっとうれしいかもしれない」

3つの穴の修繕を終え、ミッションクリア~!


新くんレアなブランド牛“宗谷黒牛”を堪能

日本最北端のブランド牛、宗谷黒牛をゲット!

やってきたのは、サフィールホテル稚内の中にある「四季彩ダイニング あんのん」

宗谷黒牛は、宗谷岬牧場で育つ、肉牛とホルスタインをかけ合わせた牛のこと。
牛はもともと暑さに弱いため、稚内の冷涼な気候が生育に適しているんだ。

潮風をたっぷりと浴びたミネラル豊富な牧草を食べて育つことで、赤身に強いうまみが感じられ脂身がさっぱりしていることが特徴なんだって。
松阪牛の年間流通頭数は、約9300頭。
宗谷黒牛は年間約800頭しか出回っていないんだ!

そんな、レアな宗谷黒牛を陶板焼きでいただくよ~。

本間さん:「バターをひいていただき、お野菜、お肉をお好きな感じで焼いてお召し上がりください」
新くん:「うわー!うまそう!」

新くん:「いただきます。やわらかぁ!おいしい…」

新くん:「サシがすごく細かく入っていたんですけど赤身のうまみがすごくきますね。ホントにバランスの良いお肉ですね。これもうバターがすごくいい仕事してますね」

【四季彩ダイニングan-non】

住所:北海道稚内市開運1丁目

※掲載の内容は番組放送時(2025年10月16日)の情報に基づきます。

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