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今から準備、青森県内の美術館5館によるアートフェス!絶好のシーズンにご当地グルメと公共交通機関でめぐる「アート旅」

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今から準備、青森県内の美術館5館によるアートフェス!絶好のシーズンにご当地グルメと公共交通機関でめぐる「アート旅」

 青森県といば、昨年本誌でも特集した生誕120年を迎えた棟方志功のふるさと。本州最北端の「陸奥国」(陸の奥)と呼ばれる青森県では、現代美術を楽しめる5つのアート美術館・アートセンターが連携し、一斉に【AOMORI GOKAN アートフェス 2024 「つらなりのはらっぱ」】が開催される。期間は2024年4月13日(土)から 9月1日(日)。青森県立美術館、青森公立大学 国際芸術センター青森 、弘前れんが倉庫美術館、八戸市美術館、十和田市現代美術館の5館では、それぞれメイン企画が開催される。

 AOMORI GOKAN アートフェス 2024が開催される4 月から8 月は、青森が最も活気のある季節だ。桜の名所の弘前市をはじめ各地でさくら祭りが開催され、桜のあとは畑にリンゴの花が開き、夏祭りのシーズンを迎えると神社行列や山車、虎舞、神楽などで華やぐ「八戸三社大祭」、七夕の灯籠流しの変形であろうといわれる「青森ねぶた祭」、そして津軽の夏を彩る「弘前ねぷたまつり」など、国内外から多くの人が訪れ賑わいをみせる。豊かな自然と文化に恵まれ、それぞれの場所に伝わる祭りや独自の食など、アート体験とともに、青森の新たな魅力を発見できる機会になることだろう。

各館のメイン企画は下記の通り。

青森県立美術館
「かさなりとまじわり」
会期:前期 2024年4月13日(土)~6月23日(日) 
   後期:2024年7月6日(土)~9月29日(日)

青森公立大学 国際芸術センター 青森
「currents / undercurrents-いま、めくるめく流れは出会って」
会期:前期 2024年4月13日(土)~6月30日(日)
   後期:2024年7月13日(土)~9月29日(日)

弘前れんが倉庫美術館
会期:2024年4月6日(土)~9月1日(日)
「蜷川実花展 with EiM:儚くも煌めく境界 Where Humanity Meets Nature」
「弘前エクスチェンジ#06『白神覗見考(しらかみのぞきみこう)』」

八戸市美術館
「エンジョイ!アートファーム!!」
会期:2024年4月13日(土)~9月1日(日)

十和田市現代美術館
メイン企画:「野良になる」
会期:4月13日(土)~11月17日(日)

 本アートフェスの[共通企画]として、美術家・栗林隆による体験型のインスタレーション作品《元気炉》が、5館を巡回する。栗林は、国際美術展や各地の芸術祭など、世界を舞台に作品を発表するアーティストで、自然と人間、社会をとりまく様々な「境界」をテーマに作品を制作してきた。 本アートフェスのテーマである「つらなりのはらっぱ」を体現するような5館をつなぐ作品である。

▲栗林隆 《元気炉》2022 年 (《蚊帳の外》ドクメンタ15、ドイツ・カッセル)より Photo:Rai Shizuno

 会期中、5 つの美術館・アートセンターで開催する[メイン企画]を鑑賞できる、公式ガイドブック付き周遊チケットが、2月14日から発売となった。各館で個別に観覧券を購入するよりお得だ。公式ガイドブック付き 5 館周遊チケットは、オンラインにて販売される。https://artsticker.page.link/AOMORIGOKAN_ArtsFest24

公式サイトには、公共交通機関と徒歩で青森市、弘前市、八戸市、十和田市の各市を巡る1dayプランのほか、「公共交通機関で5館めぐりアート×ご当地グルメ 2泊3日プラン」、「交通公共機関と徒歩でめぐるアート×自然 八戸~十和田2泊3日プラン」などモデルコースが掲載されているこちらを参考に4月以降の旅行プランにいかがだろうか。
 

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