交通安全協会 児童を事故から守る 警察署前で啓発活動
保土ケ谷交通安全協会(板橋悟会長)は児童を交通事故から守ろうと、9月24日、運転手や歩行者に交通ルールの遵守を呼び掛けるキャンペーンを保土ケ谷警察署前で行った。
これは秋の全国交通安全運動(9月21日〜9月30日)に合わせたもの。同協会の関係者のほか、有志の子どもから大人など約30人が参加した。参加者は交通量が多い同署前の国道16号の沿道に立ち、「学童多しスピード落とせ」というメッセージが書かれたのぼり旗などを掲示。信号待ちをする人々に直接声を掛け、事故防止対策について説明する場面も見られた。
また、この日は川島町に練習拠点を構えるサッカーJ2の横浜FCや、市立峯小学校学援隊も近くで児童の通学を見守る活動を実施。同協会と合流し、交通安全を呼び掛けた。板橋会長は「交通事故は被害者だけでなく、加害者家族の心にも深い傷を与える。ながら運転など、事故を招く行為は絶対にしないでほしい」と力強く話した。
直近に死亡事故
9月21日午前1時35分ごろ、保土ケ谷駅東口の円福寺前交差点で自動車と歩行者が衝突する交通事故が発生し、歩行者が死亡した。保土ケ谷署によると、現場の目撃者による証言から、歩行者の信号無視が事故発生の主な要因になったという。同署は「歩行者も交通ルールを守ってほしい」と呼び掛ける。