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少年野球 県大会「1勝でも多く」 伊賀地区から2チーム

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名張少年野球団のメンバー

 6月1、2日に三重県鈴鹿市と亀山市で開かれる「高円宮賜杯第44回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」三重県予選大会に、伊賀地区代表として名張少年野球団と青山少年野球が出場する。選手たちは「1つでも多く勝ち上がりたい」と闘志を燃やしている。

名張少年野球団

 3月の地区予選を優勝した名張少年野球団は、同大会には3年連続で出場しているが、過去2年は1回戦で敗退。3年ぶりの初戦突破を目指し、選手たちは普段通りの野球を心掛けている。

 団員18人のうち、昨年から中心となってチームを引っ張ってきた6年生7人について、中野健太監督(44)は「センターラインを軸に守備力が高く、打撃でもパワーがついてきた」と頼もしげに話す。

 投手、遊撃手などを務めるキャプテンの金村華斗さん(梅が丘小6年)は「けが人が多く主力がそろわない時期もあったけれど、全員でカバーして頑張ってきた。得点につながるよう1つ先の塁を狙っていきたい」と意気込みを話した。

 同野球団では団員を募集しており、5月11、12日に梅が丘小、25、26日に名張小で、午後2時から同5時まで体験会を開く。

 問い合わせは中野監督(090・5618・9651)まで。

青山少年野球のメンバー

青山少年野球

 地区予選2位の青山少年野球は3年ぶりの県大会出場で、同大会出場は1976年のチーム創立以来初めて。旧青山町時代に各地区にあったチームが1つにまとまった歴史があり、現在の伊賀・名張両市のチームで唯一、団員が単一校区(青山小)で構成されている。

 現団員14人のうち5、6年生が9人で、練習を見守る代表の野村一雄さん(83)は「コンパクトで動きが良い。皆ハートが強い」と笑顔で語る。チーム創設者で、現在も公認審判員を務める野村さんは「子どもも保護者も全員で勝ち負けを分かち合うのが魅力」と語る。

 県大会への出場は3年ぶり。捕手での出場が多いキャプテンの稲森匠さん(6年)は「守備からリズムを作り、ヒットや走塁で一つひとつ点を取りにいきたい」と抱負を語った。

 チームでは団員を募集しており、5月11日午前10時から正午まで青山小グラウンドで体験会を開く。

 問い合わせは監督の西村さん(090・7856・4104)まで。

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