菅野智之がオリオールズと単年20億円で契約合意 巨人から海外FA行使
4年越しの夢実現へ
巨人から海外フリーエージェント(FA)権を行使してメジャー移籍を目指していた巨人・菅野智之投手(35)が、オリオールズと1年契約で合意したと16日(日本時間17日)、オリオールズが発表した。
球団公式「X」(旧ツイッター)では日本語で「菅野智之投手、オリオールズへようこそ!」、英語で「Welcome to the O's, Tomoyuki!」と記した。米スポーツ専門局「ESPN」によると1年1300万ドル(約20億円)の契約だという。
菅野は2020年のオフ後にポスティングシステムでメジャー移籍を目指したが、契約合意に至らず巨人に残留。今季は24試合に登板して15勝3敗、防御率1.67をマークし、4年ぶりのセ・リーグ優勝に大きく貢献した。自身4度目の最多勝と2度目の最高勝率のタイトルを獲得し、2020年以来4年ぶり3度目の最優秀選手(MVP)に輝いた。
オリオールズはヤンキース、レッドソックスなどと同じア・リーグ東地区に所属し、過去にワールドシリーズを3度制覇(1966、70、83年)。今季は91勝71敗の貯金20でヤンキースに次ぐ2位でポストシーズンに進出していた。日本人選手では上原浩治、和田毅、藤浪晋太郎の3投手が過去に在籍していた。
【関連記事】
・【プロ野球】FA選手のランクとは? 補償内容がランクで変わる?
・2024年プロ野球死球数ランキング、痛みに耐えてチームに貢献した死球王は誰だ?
・オリックスのプロテクト28人を独自予想 広島からFA移籍の九里亜蓮の人的補償は誰に?
記事:SPAIA編集部