5勝負けなしの甲子園で阪神・才木浩人が望みをつなぐか、14勝の巨人・菅野智之が貫禄の投球を見せるか
巨人戦7戦3勝、防御率2.27の才木浩人
今日からセ・リーグのペナントの行方を大きく左右する2位・阪神vs首位・巨人の2連戦が甲子園で行われる。今季の対戦成績は11勝11敗1分けと全くの互角。2ゲーム差で迎える天下分け目の2試合だ。
阪神の先発は才木浩人。自身初の2桁となる12勝を挙げ、リーグ2位の防御率1.69と好成績を残している。
189センチの長身から投げ下ろすストレートは平均148.4キロ。切れの良いスライダーと落差の大きいフォーク、平均110.0キロのカーブを投げ分け、コントロールも良い。4完投、3完封はいずれも巨人・戸郷翔征と並んでリーグ最多だ。
巨人戦は7試合で3勝1敗、防御率2.27。5月26日(甲子園)には菅野智之と投げ合い、試合には敗れたものの7.1回無失点と好投している。
舞台は今季9試合に登板して5勝負けなしの甲子園。何よりも心強い虎党の大声援を受け、25歳の若きエースが逆転優勝に望みをつなぐか。
阪神戦4戦1勝、防御率0.98の菅野智之
昨日は痛恨の逆転負けで優勝マジック6のまま甲子園に乗り込む巨人は菅野智之が先発。今季は22試合で14勝2敗、防御率1.73と、4勝に終わった昨季から見事に復活を遂げた。
阪神戦は4戦1勝、防御率0.98をマーク。直近では降雨コールドとなった9月1日(甲子園)に7回1失点(自責点0)で無四球完投勝利を挙げるなど、27.2回で自責点は3しかない。
12年間で積み上げてきた白星は135勝。数々のタイトルを獲得し、幾多の修羅場をくぐってきた菅野の経験を今こそ発揮する時だろう。
相手先発は12勝を挙げている才木のため投手戦が予想される。巨人のエースナンバーを背負う投手として負けるわけにはいかない。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
DeNA・吉野光樹-ヤクルト・高梨裕稔(横浜)
中日・涌井秀章-広島・森下暢仁(バンテリンドーム)
【パ・リーグ】
ロッテ・佐々木朗希-西武・羽田慎之介(ZOZOマリン)
オリックス・宮城大弥-日本ハム・加藤貴之(京セラドーム大阪)
ソフトバンク・大津亮介-楽天・高田孝一(みずほPayPay)
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記事:SPAIA編集部