「1イニングごと10分休憩!」甲子園ファンの落語家・春風亭一蔵が球児を守るアイデア披露
落語家の春風亭一蔵がパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂フライデー ~どうした!?一蔵!』(文化放送・金曜日9〜13時) 8月16日の放送は、番組パートナーの水谷加奈アナウンサーとともに、夏の全国高校野球についての話題をお届けした。
水谷「今日、一蔵さんが取り上げるネタは何でしょうか?」
一蔵「今週はずっと甲子園の高校野球を見てたんですけど、暑い中、高校球児が戦って、足が攣る選手が続出してたんですね」
水谷「あれは暑さのせいなんですかね」
一蔵「水分補給とかいろいろあるんじゃないでしょうか。それで親戚の植木屋さんに聞いたら、足が攣ったりし始めたら、いよいよまずい、治らないっていうんですよね。高校球児はおそらく、マッサージをしたりするプロの人がいるからすぐに復活するんでしょうけど、ゲームを中断してみんなベンチに戻って、その子が治ったらみんな出てくるというような状況なんです。高校球児が真夏に甲子園で野球をやる意味っていうのは、多少はあると思うんですよ。今は5回終了時点で、10分間の『クーリングタイム』を作っているんですが、球場をドームにするわけにもいかないし、例えば1日4試合を2試合ずつに分けたら、その間、見に来たお客様はどうするのかという問題もあったりするわけじゃないですか。さらに言うと、冷房で球場全体を冷やすとなれば、またものすごいお金がかかる。そこで僕が思うのは、5回が終わった時に休憩するんじゃなくて、1イニングごと10分間の休憩を取れば、こんなことは起こらないんじゃないのって考えちゃうんですよね」
水谷「でも、それやると試合の流れが変わるんじゃないんですか?」
一蔵「そもそも誰かが足を攣って、みんながベンチに戻って、また出てくると、これでもう流れは変わってるですよ。だから、それを起こさない。1イニングごとに休憩時間をとったら、もっと上手くいくんじゃないのかなって思ったんですよね。というのは、その植木屋さんに聞いたんですけど、前は仕事中の休憩を、10時、12時、午後3時に取ってたんですけど、今はそうじゃないらしいんですよ。例えば8時から始めたら、もう9時に休憩、10時に休憩、11時に休憩、12時に食事休憩を取る」
水谷「あっ、そんな細かく?」
一蔵「こうやらないと、体が持たないんですって。おそらく他の職人さんも、こまめな休憩を取りながら、この暑い夏と戦ってるんですよ。だから休む時間を増やして高校球児を守ってあげてほしいと思いますね」
水谷「命が関わってますからね」
一蔵「見ているお客さんも熱中症にならないよう、本当にこまめにかち割りとかで体冷やして楽しんでいただきたいですね」
このあとは、プロ野球ロッテのファン同士が喧嘩をしてしまったニュースや、恒例の「今週の野菜」情報をお届け。今安いレタスを使ったオススメ料理はradikoのタイムフリー機能でご確認ください。