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道の駅で見つけた【旭川由来の調味料】を使ってみた!!

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道の駅で見つけた【旭川由来の調味料】を使ってみた!!

焼鳥専門ぎんねこ やきとりのたれ

出典:https://asatan.com

市内やきとり店の、長年継ぎ足し育てたというタレの味を再現した商品。
造ったのは「北海道のタレ屋」でお馴染みのソラチ。

ぎんねこは、旭川のやきとりといえば「ぎんねこ」。という位、今や人気の店。
お土産にこれは面白そうだと、手に取る客も多かろうと思う。
自宅で肉料理をするというお方ならなおさら。

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商品は、一袋に小さなパックが3つ入りというもの。
必要分だけ使えるので便利。

『やきとりのたれ』という商品。
なので用途は「鶏肉を焼いたもの用」といイメージだが、ラベルをよく見ると「ちゃっぷ焼き」の文字が。
ちゃっぷ焼きは「新子焼き」と並ぶぎんねこの人気商品。豚の肩ロースを焼きタレをからめたもの。タレは焼き鳥にも使う、長年継ぎ足し継ぎ足しのあれだ。

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ということで、豚肩ロースを用意。
買ってきたのは「生姜焼き用」。どうせなら柔らかく旨味に富んだ肉でタレ味を楽しみたいので、少しサシが入ったものを選んだ(ぎんねこのちゃっぷそんな味だったなあと思い)。

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ぎんねこのちゃっぷ焼きは、玉ねぎもついてたなと思い出し。急遽追加(笑)。

で、フライパンに少なめの油をひいて、肉を並べて(火の入りを均一にするため)点火。
中火でゆっくり目に火を入れる。
肉の色が変わってきたらひっくり返し、両面とも火が入ったらタレをかけまわす。
タレは肉150gに小袋1つ(少し余った)使用。

ちなみに、タレ味の試食も兼ねてという考えから、肉には塩コショウなどの下味はしていない。
タレだけでどんな焼肉ができるのか!?

出典:https://asatan.com

いざ実食!!

あ、ぎんねこだ。

というのが率直なところ。
なに、コメントになってないって?

解説するなら、肩ロースの甘味がまろやかに引き立って、口いっぱいに旨味が充満。
これはタレの勝利。
だった、下味もつけず焼いただけの肉にタレをかけただけでこんなに旨いんだもの。
たしかに下味をつけたほうが味は締まるだろうし、タレもかけるだけでなく「焼きからめる」というテクを使えばもっと旨いには違いない。
が、簡単調理にも使えそうという点では、ビギナーさんにも重宝するのでは。

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鳩燗をグラスで。
ちょっとぎんねこのムードを演出してみた(笑)

さらに、白コショーをふって食べるとなお旨し(筆者の好みです)。

内容量:30g×3
税込価格:292円
製造:株式会社ソラチ
芦別市北7条西4丁目

旭川名物新子焼きの会推奨 やきとりのたれ

出典:https://asatan.com
こんなラベル付き

お次も前章と同じ『やきとりのたれ』。
ではあるが、今度は「新子焼きの会監修」というもの。開発のバックボーンが違うようだ。

でも、同じソラチの商品。で、やきとりのたれ?
ラベルを変えただけで、中身は同じではないのか。

という疑問を同社に問い合わせてみたら・・・

『「新子焼きの会推奨やきとりのたれ」と「ぎんねこやきとりのたれ」は、中身と味に関しまして異なる商品になります。使用目的は、どちらもやきとり、新子焼き向けで同じなのですが、「ぎんねこやきとりのたれ」の方が、全体的に味を濃く仕上げております』

とのことだ。
ならば、使い分ける価値あり。買ってみようぞ。

同社のKさん、ご丁寧にありがとうございました。

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という訳で、新子焼きにチャレンジ。

一応説明しておくと、新子焼きとは・・・

若鶏の手羽を含む骨付き半身を焼くシンプルで豪快な料理。北海道旭川市では戦後からソウルフードとして親しまれており、タレで味をつけるのが旭川スタイルとされています。=ソラチHPより

かつ、旭川の文化としての「新子焼き」を市民や観光客へ認知度を高めたいと、新子焼きを提供する10店ほどで発足したのが『新子焼きの会』だ。

というわけで、本来な若鳥の半身を用意すべきだが、それは素人には至難の業なので、鶏ももを用意。
それでも、イメージを近づけるため、ちょっとワイルドな感じのする「骨付き」を買い求めた。

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画像上 / これをコンロの魚焼きでグリルした。
おおっ、皮目の焼け具合がすでに美味しそう(笑)。

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こんがりと焼きあがったところにタレをかけまわして出来上がり。

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食べやすいよう、キッチンばさみでパツンパツンとカット。
このへんの展開は、きんねこで新子焼きを食べるのと似ていて楽しい。

タレは見ての通りの醤油味がベース。これに味醂など甘い成分が混じって甘味が広がる。
甘いといってもベタベタとしているわけでなく、むしろ質感はさらりとしているので、これが絡んだ鶏肉は至極食べやすい(口とかがベトベトしない)。

特に、皮目の旨みが抜群。美味しく焼けた甲斐があると、鳥も喜んでいることだろう。

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ビールが進んでしまうことは言うまでもない。
ともかくは楽しい新子焼きタイムとなった。

あ、失敗した。
半身が無理なら、小肉とか胸肉、ポンぽちなどを別に買い足せばよかった。
そうすれば、より新子焼きの風味を味わえたろうに。

内容量:180g
本体価格:378円
製造:株式会社ソラチ
芦別市北7条西4丁目

旨辛!あさ漬け塩

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見たところ、市内企業の名や旭川名物など、旭川を思わせる表記はない。
浅漬けは旭川市民のソウルフード?
いや、そんな話は知らない。

手に取り裏まで見回してみると、販売者が旭川の企業だ。
トミヤ澤田商店。ロータリー近くにあるあの会社だね。
つまりこれは旭川の物産。ってことで道の駅にも置かれているわけだ。

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ともかくは筆者、漬物は好き。
旨辛、唐辛子入り、芽かぶ入り。そんなキーワードが興味を惹く。

裏ラベル

たった1時間!?
ってことは、これを買ってきゅうりを買って、その日のうちに浅漬けが食べられるってことか。
美味しいものはすぐ食べたいという性質の筆者、そんなことを考えるまもなく、これを購入していた(笑)。
しかも、調理塩にも、いろいろ使えそう(これは後日気づいた)。

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帰り道に、キュウリを購入。
キュウリの浅漬けが特に好きなもので。

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食べやすい大きさに切る。

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画像上 / 塩の質感はさらさら。
芽かぶが入ってるというから、どんな状態なのか想像がつかなかった(笑)。
差し詰め、緑色のが芽かぶ(乾燥)、赤いのが唐辛子。けっこう辛そう。

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画像上 / これをキュウリに加え、混ぜ混ぜしてビニール袋ごともみもみする。

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画像上 / 空気を抜きつつ袋をきゅっと縛り上げる。
袋の中はぎゅうぎゅう。こうすると重石をしたような効果が得られるそうな(これは我が家の知恵)。

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画像上 / すぐにでも味見したが、ここは焦らずきっちり1時間待つことに。
普段はだらしないくせに、こういうとこはきっちりしてる(笑)。

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画像上 / 1時間経過。
おおっ、ちゃんと味が入ってる!! 浸かり具合は想像以上。

まず、塩味はしっかりしている。浅漬けとしては十分すぎるほど。
唐辛子にまみれ何だか辛そう!? に見えるが、う〜ん、確かに辛くはあるが、筆者は平気。いわゆるピリ辛かな。辛さに弱いヒトにはそれなりに効くだろう。
で、芽かぶ。あのネバネバ食品の芽かぶが入ってるから、そんな感じ?という想像もあったが、粘度はほとんど感じさせない。芽かぶは旨み成分として貢献してるのかな。

ともかくは旨い。美味しいと思う。
よーし、酒だ、酒。

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旭川の味には旭川の地酒を。
今回はスッキリ系の酒で、浅漬けの鮮烈な旨さを楽しませてもらった。

筆者だからこういう展開になるが、この漬物、ゴハンに合うこと間違いなしと思う。
この旨辛は、きっとご飯泥棒だな(笑)。

また、筆者的には天ぷらのつけ塩に良さそうな感じが期待大。
機会があれば試してみたい。

内容量:250g
税込価格:540円
販売者:株式会社トミヤ澤田商店
旭川市常盤通1丁目

お試し後記

いかがでしたか。

今回取り上げた商品は、いわゆる調味料。
道の駅売店で売っているから、いわゆるお土産品っぽさも否めないが、実際には日常遣いできる、親しみやすい味わいを実感させていただいた次第。
旭川の食卓に、旭川由来の美味しさ、コレ面白いですよね。おすすめです。

道の駅以外で買えるスポットについては販売各社にお問い合わせください。

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