【四街道市】地域密着型コーラスグループによる「YASUE FAMILYコーラスつくしジョイントコンサート」が6月29日に開催
6月29日(土)四街道市文化センターで「コーラスつくし」初のジョイントコンサートが行われます。長年活動を続ける「コーラスつくし」を取材しました。
日常の中に音楽が楽しめる環境を
「コーラスつくし」は、つくし座の団地ができた頃、婦人会の一部から始まったコーラスグループで、40年余りの歴史があります。
モットーは、「年齢を重ねても歌えるように、日々上達していく喜びと、音楽の豊かさ、楽しさを共に味わうこと」。
参加するメンバーは主につくし座に住む女性たち。
40代から80代と年齢層も幅広く、ソプラノ4人、メゾソプラノ6人、アルト4人、伴奏、指揮者で構成されています。
コロナ流行以前は介護施設などでも歌声を披露していたそう。
結成当時から指揮者として指導しているのは安江孜子(やすえあつこ)さん。
当初は学校で音楽を教えていました。
安江さんの仕事が休みの水曜日を練習日としていたため、今も水曜日が練習日になっています。
安江さんもつくし座で子育てしながらコーラスに携わってきました。
「最初はみんなで楽しく歌えればいいかな?と思っていました。でも皆さん熱心に練習していて上達していくので、だんだんと本格的な練習になっていきました」と安江さん。
家庭でも童謡を歌って聞かせたり、音楽をかけたりしていたので、安江さんの子どもたちも自然と音楽好きに。
それぞれ音楽の道に進み、独立した今も伴奏者としてコーラスに参加しています。
地域の人たちと紡ぐ美しいハーモニー
以前、次女・榊原まきさん、三女・河村みちさん、四女・前田めぐみさんでコンサートを開いたことがある安江姉妹はまたコンサートをしたいと考えていました。
それならば「コーラスつくし」も一緒に、と今回のジョイントコンサートが実現。
ソプラノソロ、二重唱、ピアノソロでコンサートを盛り立てます。
さらに孫の長谷川仁さん(長女の三男)もバイオリン演奏で参加。
伴奏のみちさんは「育った地域の方と一緒に音楽を楽しめるコンサートに」と話します。
家族の絆、地域の絆から生まれる、心温まるハーモニーを大きなホールに響かせてくれることでしょう。
YASUE FAMILY コーラスつくしジョイントコンサート
日時/6月29日(土)
午後1時開場 午後1時30分開演
会場/四街道市文化センター 大ホール
住所/千葉県四街道市大日396
入場料/前売り・当日 1000円
電話番号/090-6013-8882
メールアドレス/piano@kcps.jp 河村