金井中で「和菓子」講演 販売目指す生徒ら 実演に歓声
金井中学校(松岡健校長)で先ごろ、成瀬の和菓子店「菓匠華月」社長の上野克浩さんを招いた講演会が開かれた。同校の2年生が自らデザイン・制作した和菓子の販売に向け準備を進めているなか開催されたもので、生徒らは上野さんから和菓子に関する知識や店舗経営などについて学んだ。
講演会では、和菓子づくりの実演も行われ、ブロック状だったあんこがみるみると「お菓子」になっていく様子に生徒らからは「すごい」「おいしそう」などの声があがった。
制作中の生徒らの作品を見た上野さんは「おもしろいものができている。和菓子を引き立てるため、下にひく台紙で季節を表すのもいいですね」と感想を漏らした。見守った町田市教育委員会の関根美咲さんは「実演を見る機会はなかなかない。子どもたちにとっていい経験になった」と話している。